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求められるのは「自己責任」|ITジャーナリスト宮脇睦によるIT時評「伸びる会社は知っている」

求められるのは「自己責任」|伸びる会社は知っている(第127号)

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■第127号求められるのは「自己責任」

インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。

2007年3月24日発行号
目次♪

1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→求められるのは「自己責任」
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。黙念師容〜
3:実践テクニック編!〜作業効率を追求していますか(6)〜
4:プロが教えない話外伝!〜商売人の子供がうたかたの夢を見る〜

それでは始まりです!!!

1:新着情報

■Web担当者 現場のノウハウ Vol.5
「SEOについて最低限知っておくべきコト」
http://www.as-mode.com/check.cgi?Code=4844323741

 一遍、寄稿しています。
「ご近所SEOという戦い方」

「コラム」として書いているので、掘り下げ方は浅いのですが、
これからの「商売用ホームページ」ではとても重要な戦術の一つ
なのですが・・・地味な話しです。

 そして声高に伝えるのもイカガナモノカと。
 だって弊社のクライアントの利益喪失に繋がる危険性もあります
からね。ま、それぐらい「有効」な技です。

 でも地味すぎて「IT屋さん」は口にしないことです。
 宜しければご一読を。


■インプレスR&D サイトにて週刊連載 3月22日掲載
Web担心得其の十四
「メールは友達、ビジネスは電話。どっちのチャネルがホントに儲かる?」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/03/22/1075

2:伸びる会社は知っている!〜求められるのは「自己責任」〜

 会社員っていいよね。

 独立した知人が呟きました。
 独立すれば社長や代表となりますが、自動的に毎月の給料がなくなります。

 そういえば私も、給料はカレンダーと共に自動的に通帳に振り込まれ、それが永遠に続くと感じていた甘さを思い知らされたものです。
 
 知人に「それじゃぁ会社員に戻る?」と訪ねると、ニヤッと笑って「それは無理」。
 商売は麻薬です。
 一度やると止められません。
 一旦、会社員にはない甘美な「自己責任」を知ると戻れないのです。
 
 商売は自己責任。
 儲けるのも儲けないのも、忙しいのも暇なのも自分で決めることができます。

 以前、「自己責任論」が非難されたこともありましたが、自分の身は自分で守る、危険は可能な限り避けるというのは商売をしていれば当たり前の話しで、独立してからの自動車の運転は、法令尊守するようになったのも怪我ができないからです。

 様々な愛情や温情に感謝しつつも、究極的に商売の責任は自分にしかないのです。
 
 厳しいことを並べましたが、一方、正しい努力は必ず報われ、自己責任によって実った果実を収穫するときの喜びは何ものにも代え難いのです。
 この喜びを体験すると失敗は練習でしかないことを知ります。
 
 もちろん失敗も自己責任が前提条件です。
 「伸びる会社」はこの自己責任が企業文化に根付いています。

 スタッフは自分の失敗を受け止め反省し、リーダーは監督責任と知り、教育の不備を改善する方法を考えます。
 反対の企業は部下の失敗をなじり、部下は失敗を嫌い上司の指示をひたすら待ちます。
 
 商売用ホームページに求められるのは「自己責任」です。
 失敗しても誰かのせいにするのではなく受け止め、チャレンジする目的を明確にしてリスクを取れるかどうかということです。
 
 とある企業の話しです。
 「窓口」で揉めました。
 客からの問い合わせを受けるのにメールか、電話か、どの部署で誰が答えるのかと。
 結局、ホームページに連絡先は小さく掲載し、メールでは受けないことにしました。
 問い合わせが殺到したら万歳三唱して喜べば良いのですが、責任を回避することでチャンスを見失いました。
 
 メールでの窓口という「リスク」はものすごく小さいものなのに、これが取れずに商売用ホームページが上手くいくわけがありません。
 商売にリスクという投資をしないで勝ち取れる果実はありません。
 
 知人が羨ましがっていたのは給料日。
 貰う側ではなく払う側になったからです。

<つづく>
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3:閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。黙念師容〜〜

 正確な訳ではありませんが、見るだけでよいと解釈しています。
 見ることによりイメージの中に留め、できるようになるということです。

 大人になると子供の時にみていた親の仕草が練習もしていないのにふっとできていたり、おぼろげな記憶から料理を作ったりなどなど。

 人間の記憶は行動に結びつくということではないでしょうか。
 そして、この言葉を拡大解釈していますので、目に映るもの全てが師匠です。

<つづく>
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3:実践テクニック編!〜作業効率を追求していますか(6)〜

 自分の属性を把握することは作業効率をあげるのに大切です。
 
短期集中型かじっくり掘り下げ型か。
 頭の使い方にも影響します。
 
 短期集中型は色んなコトをパラレルに進める作業方法に向いていますが、長時間同じ仕事に取り組むのが苦手です。
 掘り下げ型は目先の課題がコロコロ変わるのを嫌います。
 
 両者はそれぞれ訓練で慣れることができますが商売では、短所を補うより長所を伸ばす方が楽です。
 また専門家ではありませんので断言はできませんが、得意分野や属性というのは脳が決めるのではないでしょうか。
 
 短期集中型は1時間を15分クォーターで区切り、仕事を割り振ると効率があがります。
 区切りで仕上がらなくても「中断」して次の予定に移ります。
 長時間持続させるスタミナはありませんが、目先が変わると女性の食後のケーキのように別腹となります。
 
 そして肝心なことが「中断」する勇気です。
 これにより、時間内に仕上げようと集中力が研ぎ澄まされるようになります。

<つづく>
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4:もっと実践編!〜商売人の子供がうたかたの夢を見る〜

 商売の素人のホームページ屋さんの無謀な冒険は後を絶ちません。
 彼らがチャレンジする環境をみると、今のご時世の商売全般に通じるある種の危険が見えてきます。
 
 世界中で60年以上も戦争をしていない国は珍しく、それにより社会の階層化がより進みました。
 身分や階級というより商売人の層と会社員の層という分化です。
 
 無謀なチャレンジにでるホームページ屋さんの最初の客は商売をしている身内です。
 親であったり親戚であったり。

 小遣いに近い性質の制作料が払われ、これからはITだし、ウチのお客さんを紹介するよと人脈が夢を咲かせてくれます。
 
 しかし、紹介を約束した人のホームページが大成功したなら、気合いを入れて紹介するのでしょうが、芳しくなければそれなりになるのは自分の信用も損なうかも知れないので当然です。
 
 そして無責任な応援によりその気になった商売を知らない商売人の子供がうたかたの夢を見るのです。
 

<つづく>
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