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今月の売上は3万円|ITジャーナリスト宮脇睦によるIT時評「伸びる会社は知っている」

今月の売上は3万円|伸びる会社は知っている(第143号)

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■第143号今月の売上は3万円

インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。

2007年07月21日発行号
目次♪

1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→今月の売上は3万円
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。人を見るか過去を見るか〜
3:実践テクニック編!〜作業効率を追求していますか(22)〜
4:プロが教えない話外伝!〜味の分かる客は多くない〜

それでは始まりです!!!

1:新着情報

■インプレスR&D サイトにて週刊連載 7月18日掲載
「8月は捨てた。夏休みの宿題で覚える仕掛けのコツ」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/07/18/1660

■ビリーズブートキャンプの真実。緊急公開しました
掲載ブログ上半期で全4エントリー首位を独占!
http://www.mic-japan.co.jp/home/BLOG/prof_rank.html

ビリーズブートキャンプに見る本当の伝え方
http://www.mic-japan.co.jp/home/BLOG/archives/cat22/index.html

2:伸びる会社は知っている!〜今月の売上は3万円〜

 気に入った仕事しかしない。
 とは独立を決めた理由の一つでもあります。独立後、「週末起業」や「ヒルズ族」なるものが流通して「起業」がブームとなりましたが、私の場合は「独立」でした。納得できる仕事がしたかったのです。
 企画・制作部所を立ち上げたとはいえ会社員です。最終決定は上司や役員が判断します。

 嵐の前でも行けといわれれば漁に出なければなりませんし、網にかかった稚魚を逃がそうとしても勝手に海に帰す訳にはいきません。上司や役員が一度も海にでたことがなく、その怖さもルールも知らないとしてもです。

 看板には「総合広告代理店」とありました。代理店ビジネスとは極論をいえば「中抜き」で、右から左に受け流す際にマージンを抜くビジネスモデルですから「お客さんのために」なんて発想はありません。

 しかし、営業の現場では「御社の売上アップのために」とセールストークをかまします。諸先輩方は「言質を取られないように約束だけはしない」といいます。なんだか嫌だなぁと思っているウチに「企画・制作」という部署を立ち上げ、中抜きから「創作」へとポジションをチェンジし本当に「売上アップ」のために仕事ができると。

 会社から見れば中抜きより、根こそぎ奪える「創作」の方が旨味が大きかっただけのことでした。そして別れの季節を迎えたときに私は冒頭の決意をしました。どうせリスクを取るなら、納得する仕事がしたいと。

 さて、ここからが今日の本題です。
 とはいえ、ノーガキで飯が食えるほど世の中は甘くもなく、親が商売をしていたわけでもなく、元高校球児でもない無名の輩には人脈も信用もありません。ついでにお金も。

 独立当初は応援してくれたクライアントのお陰で食いつなぐことができましたが、それも次第に離れていきます。

 これはいずれ掘り下げますが「大切すぎる顧客」を持つことは、支配者が会社の役員から顧客に変わっただけに過ぎないのです。
 

 いまだから話せるのですが自分の信念を貫こうともがく中で、「今月の売上は3万円」という時代ありました。利益ではなく売上で。日の出前が一番暗いという言葉をその後体験します。そして気がついたことが伸びる会社は絶対守っている行動指針で

「営業にかける時間を確保」と「自分の会社の仕事を優先する」

の二点です。
 極々当たり前のことですが、守られていない会社が多いのです。特報が飛び込まない限り次週この続きを。

 気に入った仕事を選べるようになったのもこのお陰様です。

<つづく>
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3:閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。人を見るか過去を見るか〜〜

 時々遭遇するのですがいつまでも古い証文を持ち出して揶揄する人がいます。

 昔を懐かしんでであったり、親戚風な愛情であるなら良いのですが、明らかに引きずり降ろそうという意図が見えます。

 吐き気がします。
 そして、出来る限り会わないようにします。

 人は変わるものです。
 成長するとは変わることでもあります。

 過去を中心にしか語れない人は未来の切符を見失います。
 過去は酒飲みでのおつまみに。
 

<つづく>
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3:実践テクニック編!〜作業効率を追求していますか(22)〜

 思考セッションとも言えるのが会議です。
 
 顔を会わせることで、互いの表情や感情、身振り手振りがセッションを盛り上げます。
 
 ところが会議の席で「紙(資料)」が配られると、皆一様に視線を落として静まり返ります。

 その昔、とあるゲーム会社に入社したときの新人歓迎会が「カニ食べ放題」だったときの気まずさを思い出します。親しく会話ができる人が誰一人いない状況の新人を放置し、皆がカニをむしゃぶりつくその異様さに嫌な悪寒を覚えたのですが、その悪寒が確信に変わるのはすぐでした。
 
 この時のトラウマからか性根かの判別はつきませんが、会議での沈黙は辛いものがあります。

 それが思索熟考に使われている静謐な時間であるならば耐えもしますが、ただの黙読で紙がすれる音だけが静かに・・・それはあのカニの身を殻からしゃぶる唾液を飲み込むかのような音だけが響く空間です。
 
 そこでルールを提案しました。
 カニから逃れるために。

<つづく>
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4:もっと実践編!〜味の分かる客は多くない〜

 新しい企画のプロットのために調べていてると「コンサルタント」ってIT業界以外にもうようよいてビックリです。
 
 カリスマコンサルタントという人がいますが、彼らに任せれば必ず商売が上手くいく・・・ワケがありません。
 理由は簡単、彼らの手がける店の多くが「広報の勝利」だからです。
 
 特に飲食はエグく、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、最近では「著名ブロガー」までこぞって取り上げさせ話題にします。
 カリスマによっては番組の企画に仕立てて成功確率を上げます。
 
 ハッキリ言いますが、味の分かる客はそう多くはありません。
 特に母親の味も田舎の味も持たなくなった世代には、甘いか辛いか濃いかという「表現のしやすい味」を用意して「雰囲気(コンセプトとのたまう)」をしっかり演出すればもうバッチリです。
 
 後はマスコミ人脈を使った広報で一丁上がりです。
 ○○プロデュースでひっそりと消えていくお店は後を絶たないのは、広報担当のコンサルが店の命運を握っているからです。

<つづく>
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