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食べ尽くすまで気がつかないチーズ|ITジャーナリスト宮脇睦によるIT時評「伸びる会社は知っている」

食べ尽くすまで気がつかないチーズ|伸びる会社は知っている(第157号)

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■第157号食べ尽くすまで気がつかないチーズ

インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。

2007年11月17日発行号
目次♪

1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。今度は遊びに来てね〜
3:実践テクニック編!〜文章力という宝(11)〜
4:プロが教えない話外伝!〜安売りに邁進することが何を意味するか〜

それでは始まりです!!!

1:新着情報

■ミック連載開始!
◎【第1回】安売りに群がる貧乏人。クレーマーも貧乏人。 
http://www.mic-japan.co.jp/home/BLOG/archives/2007/11/post_300.html

 貧乏人だった時代があるからこそ書けた記事です。
 しかも勤勉な貧乏人だったものですから、1円でも安いものを探
すのは苦ではありませんでした。

 今は・・・それより真っ当に仕事をして稼いでおりますが。
 善悪論では綴っていません。ただ、商売人側から書いております。


■Web担心得心得其の四十七
「ヤフーニュースよりサンヤツ広告。ウェブの新潮流TCMS!?」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/11/14/2221

 「新聞の見方」を掘り下げています。

■Web担心得心得心得其の四十六
「CGMはつらいよ。地域SNSが直面するリアルの壁」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/11/07/2130

 こちらは先週公開の記事です。
 CGMと囃し立てられている人を知っていたら紹介してあげて
ください。リアルとネットは地続きです。

2:伸びる会社は知っている!〜〜

 競争相手が多い市場と少ない市場のどちらが勝ちやすいでしょうか。
 もちろん、少ない市場です。

 それでは今度は少しだけ頭をひねってみます。
 競争相手が多くても勝てる市場はあるでしょうか。
 
 あります。
 特に「ホームページの活用」というアプローチから見れば沢山あります。
 
 斜陽と呼ばれる業界でも、切り口を変えてアプローチすることで、新しい市場を開拓できた「マツブン刺繍」さんのようなケースがありますし、大手の寡占により新規参入が少なくなっていれば、大手が相手にしない「ニッチ」にスポットを当てることで独自のポジションを築くことができます。
 多くの成功例は人よりちょっとだけ頭を使い、少し以上の汗をかいていることが共通項です。
 
 勝てそうな市場を見逃している業界もあります。
 理由は簡単「食べられるから」。
 脳に汗をかく苦痛も、身体の汗をかかなくても「食べて」いける業界です。
 「不動産」業界はこの代表格といえます。
 
 業界関係者には異論も反論あるでしょうが、それではこの3年で新しい取り組みをしたでしょうか。
 ホームページを開設したかも知れません。
 ならば「ホームページを見た」と問い合わせた人の「不満」は訊いたでしょうか。
 最初から完璧なホームページなど作れませんし、常に改良を重ねるのは全てに通じます。
 また、メルマガの発行は? ブログは? 集めたメールアドレスへのアプローチは? ホームページは作っただけでは目の入れられていないダルマと同じです。
 
 都内は地価上昇に釣られる形で住宅ぷちバブルとなり、週末には新聞より多いチラシが折り込まれています。
 ところがホームページを持っているところは希で、あるところでも「業者に任せっぱなし」が透けて見えるものや、素人が頑張って作りましたというものです。
 
 私も営業上がりですから気持ちは分かります。
 新築一軒で数百万円となる商品を扱っていると、ちまちましたものを毛嫌いするものです。
 パソコン画面を見つめているより、営業電話や現地のテントで携帯メールをチェックしている方が仕事をした気になります。
 そうして疎かにされたホームページは、社長や営業部長が思い出したときにだけ、気まぐれに更新やリニューアルが施され、またしばらく放置されます。
 食べられる間は焦らないことが理由です。
 
 実は不動産会社のホームページに不満を持っているお客さんは多く、同時に「リクルート」等の大手が幅を利かせています。
 切り口を替えてニッチを狙えば……食べ尽くすまで気がつかないチーズかも知れません。

<つづく>
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3:閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。今度は遊びに来てね〜〜

 今週、私の母は日大付属の高度救命救急からリハビリ病院に転院しました。

 ちょっと重い状態から目を覚ました母は現実を受け入れられずに大騒ぎしていましたが担当の看護士は「大丈夫です」と凛と答えます。

 甘やかさず、しかし、人として接してくれ、母は落ち着きを取り戻しました。
 転院の朝、「今度は遊びにきてね」と看護士は鼻を赤くして励ましてくれます。
 母は汚くぐしょぐしょに涙を流していました。

<つづく>
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3:実践テクニック編!〜文章力という宝(11)〜

 「どこかで(文章の)勉強されたのでしょうか」。
 
 時々訊かれるのですが、以前にも書いたように私の文章の基礎は「反省文」。
 夏休みの宿題だった読書感想文は「あとがき」を編集したものを提出していたぐらいです。

 今も修行中ですが、強いて挙げるなら会社員時代に報告書に稟議書、企画書、そして広告原稿を書いていたことでしょうか。
 
 最初は酷いものでした。
 報告書は懐かしのニュースワイドショー「ウィークエンダー」の台本ですし、稟議書は切腹覚悟の上申書のように悲壮感が漂い、企画書は妄想力全開で、広告原稿はヤラセクサイのですから最悪です。
 
 社内文章はともかくお金を頂く「広告」は問題です。
 そこで修行開始です。

 とにかく多くの「広告文章」を読み漁りました。
 雑誌の広告も記事広告、ダイレクトメールに「出張マッサージ」の煽り文句まで読みました。
 もちろん書籍も雑誌もテロップも。
 
 繰り返すうちに一つの仮説が見えてきたのです。

<つづく>
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4:もっと実践編!〜安売りに邁進することが何を意味するか〜

 今週から始まったミックさんの連載が好評です。
 「安売りに群がる貧乏人。
 クレーマーも貧乏人」と題したのですが、ちょっとドキドキしていました。
 だって日本中が「お客様は神様です」という昭和のエンターテイナーのリップサービスを真に受けているかのようだからです。
 
 相手の立場で考えることを教わった昭和の子供としては、商売相手が気持ちよく取引できることを考え、更に係わる人…この場合は客の客まで幸せになればよいなぁという思いは、以前発行していたメルマガ「トリプルWin(全員勝利の方程式)」で綴りましたが、一方的な奉仕は商売じゃないのです。
 
 一方、安いものしか買わない客の気持ちになれば「安売りに邁進」することが何を意味するかは自明です。
 モンスターペアレンツや給食費を払わない、駅員への暴力も通底する「自分だけ良ければ主義」を相手にしているのです。
 
 まだお読みでなければ是非ご一読を。
 

<つづく>
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