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夏休みの宿題化の始まり|ITジャーナリスト宮脇睦によるIT時評「伸びる会社は知っている」

夏休みの宿題化の始まり|伸びる会社は知っている(第159号)

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■第159号夏休みの宿題化の始まり

インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。

2007年12月14日発行号
目次♪

1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→夏休みの宿題化の始まり
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。今年もサンタはWebでチェック♪〜
3:実践テクニック編!〜文章力という宝(13)〜
4:プロが教えない話外伝!〜手軽さの中での最上〜

それでは始まりです!!!

1:新着情報

■ミック連載
◎【第3回】ECは究極の対面販売?!自動販売機という幻想を捨てろ 
http://www.mic-japan.co.jp/home/BLOG/archives/2007/12/post_304.html


■Web担心得心得其の五十一
「逆説のSEO構築術。Web担当者は神の視点で」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/12/12/2310

2:伸びる会社は知っている!〜夏休みの宿題化の始まり〜


 不動産業界は宝石箱のような世界です。
 ちょっと切り出し方を変えるだけで「お宝」がザックザクと掘り出せます。
 
 但し条件が必要です。
 主要な二つを上げると、老舗であるか大手であるかです。
 もちろん、新興の小さいところにもお宝が用意されていますが、前号で触れた「だるま不動産」のように専門性や独自性といった全く別のアプローチが必要となります。
 
 お宝とは「顧客リスト」。
 客がいれば商売は成り立ちます。
 IT活用法を紹介する趣旨とずれるので詳しく触れませんが、アパマンとヤマダ電気が「ポイント」で提携したのは好例です。
 家賃の支払いに応じてポイントを支給し、貯まったポイントでヤマダ電気で買い物ができ、一方のヤマダ電気にはアパマンの情報端末を設置して客との接触機会を増やすというものです。
 「やるな」とニヤリとしてしまいました。
 私は「知恵を絞る人」が大好きです。
 一度アパマン経由で部屋を借りた人を掴んで離さない「仕組み」といえるでしょう。
 客が死ぬまでに店にもたらす「生涯獲得利益」という視点に立っても理にかなった話しです。
 条件のひとつである「大手」だからできることですが。
 
 工夫次第で新興弱小不動産業でも同様の取り組みは……本誌は「IT」ですので本題に戻します。
 
 不動産屋の「見た目重視」に傾斜する危険性は更新を難しくします。
 
 CMSの進化で実際にホームページを作る技術的な負担はだいぶ軽くなってきました。
 CMSは設置の際に多少の知識は要しますがここを業者に任せてしまえばあとはワープロを打つ感覚で更新できるシステムです。

 とても簡単、ランニングコストも抑えることができ、自由自在にコンテンツが更新できて最高……とはCMSを販売する側の口上です。
 嘘ではありませんが、難しいのは夏休みの宿題のように計画通りに進めることが難しいことによります。
 
 物件写真を撮ってきていない、間取り図がない、内観がない、近隣情報がない。
 多少の落ち度があっても公開するのが商売用ホームページにとっては良いことなのですが、華美に飾られた見た目重視のホームページで欠落は目に付き、またそれを上司や社長が指摘します。
 するとスタッフは全て揃えてから更新しようというベクトルに傾きます。

 「夏休みの宿題化」の始まりです。

 漢字ドリルが一頁、二頁と貯まっていくあれです。
 そして「ホームページ以外」の営業努力のかいもあり物件は売れ、賃貸契約が締結され掲載の必要性がなくなり、更新されない「廃墟化」が進みます。
 
 見た目も大切ですがやりすぎてしまうとそこに振り回されてしまうのでご注意を。

<つづく>
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3:閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。今年もサンタはWebでチェック♪〜〜

 今年もサンタ追跡サイトが始まります。
 googleで「Norad」で見つかります。
 世界中を飛び回る動くサンタの映像でメリークリスマス♪

http://www.noradsanta.org/

<つづく>
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3:実践テクニック編!〜文章力という宝(13)〜

 ホームページが作れる会社なら「コンサルティング」という形でお付き合いをさせていただくこともあります。
 余談ですがコンサルティングとは日本語にすると「相談」で、頭に「経営」がつくと「社長の茶飲み相手」と意訳します。
 
 タグの間違いといった技術的なモノよりも、売り方、見せ方といった戦略的なところからお手伝いをするので「何屋」かわからないことがありますが、その流れで「添削」をすることもしばしば。
 
 教えることで教えられるました。
 多くの人の文章には客観性と一貫性が欠けているのです。

 客観性とはいつ誰がどこで誰と何をしたという「5W1h」にまとめられるように事実や伝えたいことを浮き彫りにするために不可欠で、一貫性は店側に立つのか客として語るのかもそうですし、である調かでます調かという基本もです。

 また小説風か携帯メール風かビジネス文書かという一貫性が欠けているケースには実に多く出会います。
 
 文章力を上げるのに「添削」はお奨めです。

<つづく>
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4:もっと実践編!〜手軽さの中での最上〜

 本編でさらっと紹介したCMSとはContent Management Systemで日本語にすると目次管理機能、もといホームページの中身を簡単に更新できるサービスや商品のことです。
 ブログもこれにあたりますし、SNSなどもそうです。
 広義で捉えれば楽天市場の出品システム「RMS」もこれにあたり、楽天市場黎明期のキャッチコピー「ワープロが打てれば出店できる」のように誰でも手軽にホームページの更新ができるものの総称です。
 
 ブログがSEOに有効といわれたのはホームページの原則通りの構造を検索エンジンが好んだからです。
 ブログも平易に更新でき燎原の火の如く広まりました。
 そして広まりすぎてチープとなり、差別化から最近のCMSではグラフィカルな仕掛けが重視されています。
 そしてSEOから遠ざかるモノも。
 
 両者の併存は不可能ではありません。
 但し、ホームページの中身を理解していれば。
 手軽に得られるものは手軽さの中での最上でしかありません。

<つづく>
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