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自分を世界の中心においている傲慢さ|ITジャーナリスト宮脇睦によるIT時評「伸びる会社は知っている」

自分を世界の中心においている傲慢さ|伸びる会社は知っている(第197号)

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■第197号自分を世界の中心においている傲慢さ

インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。

2009年7月3日発行号
目次♪

1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→自分を世界の中心においている傲慢さ
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。自分が変わる瞬間〜
3:実践テクニック編!〜情報収集術(10)〜
4:プロが教えない話外伝!〜大人の世界には事情が〜

それでは始まりです!!!

1:新着情報

「遅刻の言い訳からコンテンツにまで使えるフレームワーク」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2009/07/01/5960

■詐欺か広告か無知か。常識知らずのセンセー0.2
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/019/index.html
※急告:
バカ社長、バカ専務、バカ常務、バカ同僚などIT系の馬鹿話、
または理不尽な話などお聞かせください。
宛先  mailto:biz@as-mode.com


【第6回】ダメ会議を改善する鉄則はイバラの道
http://blog.mutow-ms.jp/ec/keiei/post-435.html

◆マンガ「Web担当者 三ノ宮純二」- 第8話:完全返金を謳うコンサルタント
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2009/06/30/5943

2:伸びる会社は知っている!〜自分を世界の中心においている傲慢さ〜


 自分は知らないことはみんな知らないと思い込みがちな人種。
 これは知り合いの新聞記者から聞いた言葉ですがなるほどなぁと頷いてしまいました。

 人間だれしもそういうところはありますが、なるほど新聞に記事を書くということはその思いこみもまたエネルギーになるのかと。

 そしてこの対極にいるのがIT業界人です。
 「自分の知っているものはみんな知っている」。

 謙虚さではありません。
 自分を世界の中心においている傲慢さともいえます。
 
 彼らは自分たちの周囲で起こっていることを常識として語ります。
 ブログ、SNS、そして「Twitter(ツイッター)」。

 ブログは一般的な広がりを見せましたしミクシィは一時期大学生の必須アイテムでした。

 Twitterとは「ひとことブログ」とも訳されるネットサービスで短文を投稿すると、参加者全員でリアルタイムに共有することができます。

 現在騒乱が続くイラン国内ではTwitterを活動家が利用して情報共有しているようです。

 そしてIT業界人が叫びます。
 「誰もが情報をシェアする時代になった」と。
 
 一方である元IT系出版社編集者はTwitterをこう評します。
 「使う暇がない」。

 現在はフリー編集者である彼は日中あちらこちらを飛び回りパソコンの前に座っていることはできません。

 Twitterは携帯版もありますが、打ち合わせ中、取材中に携帯をいじり廻す無礼な振る舞いをすれば仕事がなくなるフリーランスには潰せる暇などありません。

 イランなどの特殊ケースを除けば時間のある人、つまり暇指数の高い人しか使えないのがTwitterなのです。
 
 Twitterを否定しているわけではありません。

 一定数のシェアはとるでしょうし、それなりに普及するでしょうが一般人の生活レベルに組み込まれるほど一般人に暇はないということです。

 IT系の情報を商売として検討する際にはこの「暇指数」を考慮しなければなりません。

<つづく>
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3:閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。自分が変わる瞬間〜〜

 フリーターあがりの私は昨今の「派遣切り」や「貧困」、または「格差社会」の論調に首をひねります。

 なんだか自分の人生の責任を誰かに丸投げしているように思えるのです。
 人生の責任者は自分だけです。

 もちろん自分を作り上げたのは環境ですが、その環境は1秒で変えることができます。

 それは「決意」したとき。
 自己啓発ではなく事実として。
 自分がどうなりたいかと決めた瞬間に人は変わります。

<つづく>
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3:実践テクニック編!〜情報収集術(10)〜

 会話の中から情報を得る方法について。
 
「なにかいい話しない?」開口一番こう訊ねる人は少なくありません。
 センミツ程度には集まるでしょうが、これに答える人も同類なので本当に美味しい話しは聞こえてこないものです。

 情報も同じです。

 有益な情報を相手から得ようとばかりしていると、本当の情報に出会うことはできません。

 「おしゃべり」に重要情報を話す人はおらず、訊ねれば答えるようなものが持っている情報などたかがしれているということです。
 それではどうするか。
 
 自分からペラペラ話すのです。

 胸襟を開いてこちらから話すことで、聞いた相手は話しに見合った「お礼」をしたくなるものでこれを返報性といいます。

 「与えれば得る」と私は呼びます。
 話すのは重要機密である必要はありません。
 逆にそれをすると「おしゃべり」の烙印を押され信用をなくすのでご注意を。

<つづく>
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4:もっと実践編!〜大人の世界には事情が〜

 拙著「楽天市場がなくなる日」が売れています。
 弊社直販で。
 市場に本がないのです。

 先日、取材にきた球団を持つあの新聞社の記者も「入手できませんでした」と詫びていました。

 3年前の本で時事ネタも多く増刷がないので弊社保有分が最後の在庫なのですが、売れている理由はシンプルです。
 類書がないから。
 
 執筆当時から楽天礼賛本は多くあるのですが、批判や検証する書籍は皆無で今もめぼしいものがでていません。

 これはIT業界では批判よりも肯定するほうが儲かる構造があります。

 匿名ブログや2ちゃんねるから批判や中傷のイメージが強くありますが、しかしそこで商売している業界人は肯定的な意見が多数派です。

 セブンイレブンと似ています。

 弁当廃棄で話題となったFC契約でも、現場の評判と報道の違いは多くあり「企業礼賛」に軍配が上がります。

 大人の世界には事情がつきものです。

<つづく>
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