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ぐるっと回って被災者に向かう|ITジャーナリスト宮脇睦によるIT時評「伸びる会社は知っている」

ぐるっと回って被災者に向かう|伸びる会社は知っている(第238号)

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■第238号ぐるっと回って被災者に向かう

インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。

2011年4月8日発行号
目次♪

1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→ぐるっと回って被災者に向かう
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。頑張るな〜
3:実践テクニック編!〜情報収集術(46)特別編2〜
4:プロが教えない話外伝!〜素人を騙すチャンス〜

それでは始まりです!!!

1:新着情報

■計画停電に一票(笑) http://www.adachijimin.com/enq/

宮脇睦の連載記事

■心得其の第211回
「客をキュレーションしてつくる紹介コンテンツ」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2011/04/06/10018

■マイコミジャーナル
ツイッターのデマに要注意。最も大切なことが風化する「伝承0.2」
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/107/index.html

2:伸びる会社は知っている!〜ぐるっと回って被災者に向かう〜

 暇になったのではありません。
 時間ができたのです。
 これはラッキー。

 震災の最中は「今回はダメか」と諦観しました。
 昭和世代は、いずれくる関東大震災と恐怖の大王、そして核戦争を子守歌がわりにそだち、いよいよきたかとの「今回は」でした。
 そして「生き残り」考えたのは、仕事のこと。

 程度の差はあれ停滞は免れないだろうと。
 真っ先に手を打ったのが「マック(パソコン)の購入」です。
 
 昨年末から最新機種への乗せ換えを検討しており、ゴールデンウィークか、それとも夏にするかで迷っていたものを、震災明けの月曜日に注文したのです。

 時間ができたのです。
 新しい機械を存分に楽しむチャンス・・・と、もうひとつあります。

 被災地は精密部品の工場が多く、製品供給が滞れば完成品は品薄になり高騰します。

 食べ物は日頃から2〜3週間分の蓄えがあるので、買いだめはしませんでしたが、生活必需品でないパソコンは、復興時に後回しにされる懸念もあり、すると供給不足で入手できなくなることもあると。

 他にも数十万円のプロ用ソフトの最新バージョンも購入。
 
 被災地以外に住む我々ができることのひとつが「経済」を止めないことです。
 家庭用電力がピークを迎える時間帯にプロ野球のナイターをしようとする神経は理解できませんが、可能な限りお金を使うことはぐるっと回って被災者に向かいます。

 花見もそう。
 東京都が自粛するなら自主的にやればよいのです。

 そもそも、お上に許可を貰った場所でやる宴会など野暮というのが私の立場。
 毎年、無許可で「舎人緑道公園」でござを開いております。
 
 なにより「気は心」。
 やせ我慢でも復興後を睨み、下準備とマックを購入してからこっち・・・仕事が立て込みました。
 いや、こんな時だからこそ千客万来大感謝。
 新規の相談をいま積極的に受けております。
 暇がなくなったのは誤算です。

<つづく>
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3:閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。頑張るな〜〜

 もっともやってはいけないこと。
 「ガンバレ」と励ますこと。

 これはうつ病を患い、その克服過程で学んだことです。

 本人は一所懸命なのにどうにもならない状態だから病気で、ガンバレといわれるとさらに自分を責め、あるい励ましを憎み、しかし、励ましてくれる気持は感じるので自己嫌悪に陥る悪循環。

 駄目なときは神様が「休め」といっているのです。
 だから、頑張らない。
 人生のピットインと休みを楽しみます。

<つづく>
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3:実践テクニック編!〜情報収集術(46)特別編2〜

 震災を受けてツイッターが再評価されています。
 ただし、被災地以外のかたで、今回の報道を機にツイッターを始めようとしている方へのアドバイス。

 「信頼できる知り合い」をフォローすることから始めてください。
 可能なら顔見知りがよいでしょう。

 ブロガーやメルマガの執筆者なら、数年来購読しているなら問題ありません。
 ネットを介しても「人となり」が分かっているでしょうから。

 問題は見知らぬ他人です。
 ツイッターはデマが多いのです。
 
 ツイッターの情報伝達力を礼賛する報道が増えましたが、一方で「デマ」の拡がりが問題視されています。
 デマの大半はツイッターに溢れています。
 つまり、ツイッターは素晴らしいという思いこみから入るとデマを信じるリスクがあるのです。

 だから、「これ、本当?」と気軽に訊ねることができる知人や、情報通をフォローしておき、情報を精査します。

<つづく>
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4:もっと実践編!〜素人を騙すチャンス〜

 いまいち盛り上がりに欠けていたFacebookが震災を受けて盛り上がりを見せています。

 いや、正しくは盛り上がっているように見せることにWebと出版業界が必死です。

 そして両者を併せてソーシャルメディアと祭り上げます。

 しかし、実際のところ一番多くの被災者に直接役立ったのは「メール」で、SOSを受け取った人間がツイッターやFacebookで呼びかけて実を結んでおり、功績を揶揄するものではありませんが、それがすべてではないことは、震災への心構えとしても覚えておくべきでしょう。

 Facebookに関しては言わずもがなです。

 安否確認に使えたとポジティブな声が聞こえてくるのは前述の業界からの情報で、そもそも日本人の利用者が少ないのに不思議な話です。
 これがミクシィならうなずけるのですが。

 いずれにしても、素人を騙すには、いまがチャンスです。はぁ。
 

<つづく>
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