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ネット社会を読み解く縦糸|ITジャーナリスト宮脇睦によるIT時評「伸びる会社は知っている」

ネット社会を読み解く縦糸|伸びる会社は知っている(第265号)

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■第265号ネット社会を読み解く縦糸

インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。

2012年6月8日発行号
目次♪

1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→ネット社会を読み解く縦糸
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。だから偉い〜
3:実践テクニック編!〜アイデアは手描き(5)〜
4:プロが教えない話外伝!〜本質はプラットフォーム戦争〜

それでは始まりです!!!

1:新着情報

宮脇睦の連載記事

月商3万円から生還した社長の「人気ビジネス書 実践カスタマイズ」
■人によっては使えない!? 『チーズはどこへ消えた?』
http://news.mynavi.jp/column/businessbook/007/index.html

■マイナビニュース
生活保護と助成金の相似形「役所が勧める企業の不正受給0.2」
http://news.mynavi.jp/column/itshacho/166/index.html

■Web担当者Forum 現場の心得 第266回
スマホ対応のすすめとスマホ化の指標。土建業界に吹くWebの風
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/06/06/12905

■スクロール360 通販支援ブログ
【第40回】値引率0%、リスク0円の付加価値創造法
http://blog.scroll360.jp/ec/keiei/post-646.html

2:伸びる会社は知っている!〜ネット社会を読み解く縦糸〜

 オウム真理教と聞けば足立区民として敏感に反応してしまいます。
 それは隣町に教団施設ができただけではなく、事件直後から区内東部から埼玉県へと横断するように関連施設があったからです。

 その逃走犯のひとりが逮捕されました。残るはひとり。

 神奈川県の川崎市付近にいるとかいないとか・・・で気になったのが「ツイッター」。

 タレントのデートを実況中継するなどプライバシーを破壊するツールで「狩り」がおこなわれているのではないかと思いきや、特にこれといった動きもありません。

 下世話なものや自分の身の回りのものしか興味がない・・というのがネットの本当のところです。
 
 ソーシャルメディアのソーシャルとは「社会的な」と訳され、そこからさも現実社会を投影したような世界がある・・・というのはWeb業界や、そこに巣くう連中が生み出した共同幻想です。

 こうすることでスポンサーからお金を引き出しやすくなるという現実問題とともに、新しく社会を構築できれば、新しい自分のステータスを築けるというリセット願望の発露。

 だからブログやツイッターで「ひとやま」あてた人は新しいツールに消極的です。
 
 話を戻します。
 この擬似的社会は欲望に素直でいられるアバターで構成されます。

 典型例が「炎上」。

 善良なる市民の大半は「正義」を実現したいと考えるものです。

 しかし、「正義」を行使するには相応のリスクが存在します。
 信号無視を企んだ原チャリを注意したら「いつか刺されるぞ」と脅かされ、教師の暴力を指弾し全学年の生徒から賞賛を浴びるも、暴力教師本人も含めた三人の教師に3時間軟禁されたりと、どちらも私の体験ですがリスクがあるのです。

 ところがネットで批判するだけなら、こうしたリスクは限りなくゼロに近づきます。

 だから「炎上」します。
 
 言葉を換えれば「幼い」のですが、この「幼さ」がネット社会を読み解く縦糸にです。

<つづく>
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3:閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。だから偉い〜〜

 哲学者 適菜収さんの産経新聞での指摘。
 先人の言葉を上から目線で語る感性の貧困さを嘆きます。

 例えば「ゲーテは200年前の人なのにすごい(筆者要約)」とは、過去を一段低いところに見ての発言であり、かつては「昔の人だから凄い」という感覚だったといいます。

 なぜならすべての「お手本」は過去のものであり、過去との対峙から現在が生まれ、過去に追いつけなければ劣化していくと。

 確かに。 と膝をうった朝でした。

<つづく>
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3:実践テクニック編!〜アイデアは手描き(5)〜

 その昔、下手くそなロックバンドを組んでいたころのこと。

 下手なりに作詞作曲をしていました。
 ギターもろくに弾けなかったのですが、ラジカセにアカペラで歌をいれ、バンドのメンバーに渡してアレンジさせます。

 そのとき多用したのが「夕日のイメージ」「雨の感じ」といったファジーな指定。

 アイデアを手描きする理由です。
 
 文字ですらアイデアを制約します。
 情報伝達のための記号である文字は、刹那刹那の感情を表現することができません。

 「あー」と書いて、それが同意なのか、絶叫なのか、感嘆なのか、もちろんこうして補足情報を書き込めば記録できますが、「あー」のまわりを爆発を表現するぎざぎざで囲めるのが「手描き」なのです。

 先のアレンジのように「夕日」「雨」だって手描きなら思いのままに書き、描き留めることができます。

 最近のタブレットPCならできるものもありますが、あれは「面積」の制約が・・・。

<つづく>
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4:もっと実践編!〜本質はプラットフォーム戦争〜

 フェイスブックの株価が低空飛行を続けています。
 上場に当たり、いくつかのタブーを犯したことが直接の理由ですが、実のところフェイスブックの成長期待が低いことが最大の理由です。

 理由はスマホ。

 そもそもフェイスブックが「ウケた」理由は、ここにアクセスすれば友人達がいるだけではなく、無料のゲームなどさまざまなアプリケーションが提供されていたからです。

 よく耳にする「フェイスブックですべて賄える」という言葉の背景です。

 「スマホ」による収益悪化を「広告スペースの減少」という解説があり、近視眼的にはその通りです。

 しかし、本質は「プラットフォーム戦争」だということです。

 スマホのOSはおもにiPhoneかアンドロイド。
 この秋にウィンドウズ8が参戦しますが、これらのOS向けのアプリを開発すればフェイスブックを経由する必要がなくなるからです。

 ネットの歴史もまた繰り返されます。

<つづく>
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