インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2013年1月25日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→安心感とシンパシーを与えるブランド
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。愛情深い人々〜
3:実践テクニック編!〜定点観測の薦め(13)〜
4:プロが教えない話外伝!〜会社の足元を見られる〜
5:オススメ情報
それでは始まりです!!!
宮脇睦の連載記事
■マイナビニュース
栗原類のポジティブ疑惑とビジネスの大罪ネガティブ0.2
http://news.mynavi.jp/column/itshacho/198/index.html
■Web担当者Forum 第296回
Webフォント普及の前に、素人でも知っておきたいフォントの基本
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/01/23/14502
■新装版 みやわきぶろぐ「本当のことだけ言えない世界の片隅で」
http://www.as-mode.com/blog/
昨年来、ご近所情報を中心にお届けしていますが、すると路面店をもっていなければ、関係がないだろうという質問も頂戴します。
折角の質問に辛辣に答えるのは申し訳ないのですが、質問者が友人につき端的に述べれば「浅い」。とかくITやネットというと、忘れてしまうのですが、お客さんは人間です。
人に感情はあります。
その視点に立てば「ご近所」が何を意味するか見えてくることでしょう。
当社では取引先限定で「名刺」の印刷を請け負っております。
手前味噌ですがデザインはその道のプロに引けを取らない・・・というより、独立時の主な収入源はDTPだったので、プロ野球解説者がキャッチボールの技術を自慢するようなものです。
以前は四国のとある会社に印刷だけ外注していました。
特に不満や落ち度がなければ、業者は変えないようにしているのですが、納期と費用から四国の業者では厳しい案件がありました。
そして見つけたのが埼玉県の業者です。
料金差はわずかですが、足立区から1時間以内の「近所」という安心感が決め手になりました。
また、こちらも取引先限定で「チラシ」を請け負っています。
部数が少ないものは京都のプリントパックを利用していたのですが、諸処の事情から「近所」を探し、同じ足立区の北千住にある「東京カラー印刷」に依頼しました。
このときは偶然にもというか粗忽にも入稿データに不備があったのですが、それを確認し対応できたのは「ご近所」ならではでした。
つまり、どんなビジネスにおいても「ご近所」というのは、安心感とシンパシーを与えるブランドなのです。
ましてやソーシャルの時代となるなら「ご近所」はより重要となります。
あ・・・ひとつ。
ご近所が不利になるビジネスがありました。
ハゲや性機能といった、コンプレックスに関わるビジネスだけは、ご近所がブランドにならないのでご注意ください。
曽野綾子さんの平成25年1月23日(水)の産経新聞連載コラムより。
人々とは橋下徹大阪市長と、桜宮高校で体罰をふるっていた教員のこと。
「自分の影響で人を変えられるという信念に満ちている」と指摘し、換言すれば人間への愛情の強さだと皮肉ります。
つまりは彼らの傲慢さを指摘しているのです。
己が変わるのは事実や考えを主体的に受け止めた結果であって、誰かの指図や暴力で心根までは変えることはできないということ。
CMSとはホームページを効率よく管理し、作成するためのソフトやツールを表します。
ただし、わたしはこれをオススメはしません。
特にこれで製作する業者を、クライアントに勧めはしません。
使ってはならないということではないのですが、CMSに甘え、基本SEOを疎かにしているところが実に多いからです。
最たるものが「社名」です。
社名を検索して喜ぶのは社長だけ。
かつてはこう言われていたのですが、ネットが普及するにつれ、取引を始める前に相手の会社を「ネットで検索」するのは常識となりました。
ところがここで「社名」が見つからない、あるいはずっと下の方に掲載されては会社の足元を見られてしまいます。
社名が平凡だとしても「社名+地域名」で1位に表示されたいものです。
ところがCMSを「自分たちの都合だけで使っている製作会社」はこれを疎かにします。