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世界一うるさい消費者対策|ITジャーナリスト宮脇睦によるIT時評「伸びる会社は知っている」

世界一うるさい消費者対策|伸びる会社は知っている

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■第304号世界一うるさい消費者対策

インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。

2014年1月24日発行号
目次♪

1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→世界一うるさい消費者対策
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。時代遅れ〜
3:実践テクニック編!〜ネタの探し方(22)〜
4:プロが教えない話外伝!〜コンプガチャとソーシャルバブル〜
5:オススメ情報

それでは始まりです!!!

1:新着情報

※最新記事は2本です。ぶろぐでオリジナル記事を配信してます。

■マイナビニュース
中国人による通販詐欺に見つけるネット詐欺0.2
http://news.mynavi.jp/column/itshacho/249/index.html

意味不明なコンテンツと切られたら。プロが使わない文章術
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/01/22/16802

■新装版 みやわきぶろぐ「本当のことだけ言えない世界の片隅で」
http://www.as-mode.com/blog/

2:伸びる会社は知っている!〜世界一うるさい消費者対策〜

 予言通り、成人の日を含む三連休明けから、西友が「ストック買い」と題して、駆け込み需要を煽るキャンペーンを始めました。

 調べてみると、昨年末にすでにプレスリリースで予告していたようで、まず『増税前にストック買い(まとめ買い)!キャンペーン』、2月下旬から、『81円(税抜)キャンペーン(仮)』、年3月上旬より『よりどりまとめ買いキャンペーン(仮)』と展開するそうです。

 増税前の駆け込み狙いとはいえ、1月から「まとめ買い」とすると、イベントの新奇性が薄れることから名称を変えるのは販促においての常套手段です。
 
 第2弾の「81円」の内容が分かりませんが、設定期間が短いことから、飽きることを防ぐための「箸休め」なのでしょう。

 そして最後は「よりどり」と、なりふり構うことなく直球勝負。

 西友は外資に買収され「EDLP(Every Day Low Price、毎日低価格)」を旗印に掲げ、チラシを筆頭にCMを控えたことがありますが、結論を述べればこれが大失敗。

 日本の消費者は、毎日の買い物にも「イベント性」を求めるもので、チラシはフェスティバルへの招待状なのです。

 実際のところ、多くのチラシには「大漁祭」「誕生祭」「半額フェスティバル」などのタイトルがついていますよね。

 日本市場を再検討して、広告を復活し、イベント性を打ち出すCMに舵を切り躍進しています。そしてもちろん、ネットにも通じます。
 
 一例を挙げれば「日替わりセール」。

 一定条件の商品を自動的に出品するプログラムを埋め込めば全自動でイベントを提供できるのがネットの利点です。

 あるいは毎週、毎月の区切りで、季節の挨拶やメッセージを更新するのも、ちょっとした「イベント」になります。最悪の場合は「日付」の更新でもOK。訪問者に「手を加えている」という印象を与えることで、「なにかあるかも?」と思わせることが狙いです。
 
 世界一うるさい消費者対策です。
 

<つづく>
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3:閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。時代遅れ〜〜

 カラオケでよく歌う河島英五の歌のタイトルではありません。
 愛読している週刊文春では伊集院静、小林信彦、林真理子なんかもそうですかね。

 みな、本業においてはいまでも健筆で、林真理子は近著がベストセラーになっていますが、エッセイなどで触れる国防と外交です。

 いまだに戦争反対、軍隊ダメという時代に染まったまま・・・で、時代遅れ、すなわち価値観の固定が「老い」というものの本質なのだろうと教えてくれます。

<つづく>
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4:もっと実践編!〜コンプガチャとソーシャルバブル〜

 ネット企業株のバブルが続いています。

 完全に乱高下、マネーゲームとなっており、どこかの証券会社はNISAなどの長期投資には不適当と烙印を押しました。

 バブルは必ずはじけます。
 「SNS」関連から「ソーシャルバブル」と呼ぶことにします。
 
 バブルではないと主張する人もいます。
 その論拠は「収益がある」というもの。

 ITバブルやヒルズ族が跳梁跋扈したころ、中身のない会社が上場し、M&Aにより積みました売上が、更なる株高を招くマネーゲームだったのに対して、今回は収益があるというものです。

 その収益の源泉は「無料ゲーム」。

 無料でも収益があるのは、ゲーム内の課金システムという錬金術で、なにかといえばモバゲーやグリーにより社会問題化した「コンプガチャ」のこと。

 毒気を若干薄めたコンプガチャにより生まれたソーシャルバブルが弾けるのは、先のモバゲーやグリーの株価が証明しています。

<つづく>
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