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成功を続けるIT企業は失敗を認める|ITジャーナリスト宮脇睦によるIT時評「伸びる会社は知っている」

成功を続けるIT企業は失敗を認める|伸びる会社は知っている

トップページ-レポート-第324号成功を続けるIT企業は失敗を認める

■第324号成功を続けるIT企業は失敗を認める

インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。

2014年11月21日発行号
目次♪

1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→成功を続けるIT企業は失敗を認める
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。大義はあるか〜
3:実践テクニック編!〜ネタの探し方(42)〜
4:プロが教えない話外伝!〜収束しつつあるのが「バイラルメディア」〜
5:オススメ情報

それでは始まりです!!!

1:新着情報

特報! 今週の金曜日から日曜日まで、宮脇睦の電子書籍を無料配本します!

■完全! ネット選挙マニュアル(電子書籍)
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■食べログ化する政治〜ネット世論と幼児化と山本太郎〜
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※今週はミヤワキの原稿が2本公開されています。
■Web担当者Forum第385回
「ちょっといい?」にご用心、Web担当者の地位向上のための社内理解
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/11/19/18693

■マイナビニュース
日本代表が罹る奇病。独裁と恭順のサッカー型経営0.2
http://news.mynavi.jp/column/itshacho/292/index.html

2:伸びる会社は知っている!〜成功を続けるIT企業は失敗を認める〜

 勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。

 これは野村克也氏の言葉とされますが、江戸後期の大名で、剣術の達人だった松浦静山が剣術書に記した言葉です。どちらにせよ、真理をついており、ビジネスにもITにも通じます。

 と、いうよりIT業界の「勝ち組」はみな「不思議の勝ち」といってもよいでしょう。

 この「勝ち組」という言葉、いまは「勝利者」を意味するようになり、本稿でもその意味で用いましたが、本来は外国へ移民した日本人の中で、日本敗戦の報に接してこれを信じず、日本の「勝ち」を誇っていた集団を指した言葉で、ブラジルでは事実を受け入れたグループを「負け組」と揶揄し、互いにいがみ合い死者が出る抗争にまで発展しました。
 
 それでは「勝ち組」は何を根拠に日本の勝利を信じたのでしょうか。

 それぞれにより異なるとはいえ、神州である日本が負けるはずがないという思いこみです。

 そして多少の前後はありながらも、勝って欲しい、負けたら困るという感情が、セメントの役割を果たしたのです。ビジネスによくある「敗因」です。
 
 人間の「承認欲求」とは、自分から自分への「承認」も含まれています。

 この本能はビジネスの推進力にもなりますが、失敗を認めるとは自己決定の否定であり、承認欲求を傷つけます。

 そして失敗から目を逸らし、あるいは先送りして傷口を広げます。

 対して成功を続けるIT企業の大半は、失敗を認めています。
 グーグルなど「失敗の連続」です。

 人知れず消えていったネットサービスは星の数ほど。
 そしてグーグルは「失敗」を認めサービスを停止します。

 短期的な負けは「時の運」が左右しますが、中長期でみれば、戦略的撤退は、次の勝利の布石となることをグーグルは理解している・・・かは分かりませんが、負け続ける市場からは撤退します。

 反対にいつか反転する、負けるはずがない、勝までやる! と根拠なくしがみつくと「負け組」は目の前です。
 

<つづく>
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3:閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。大義はあるか〜〜

 本日午後にも衆院は解散されます。

 この解散に対して、朝日新聞や毎日新聞、要するにリベラル陣営は「大義はあるか」と問いかけます。

 「大義はアリまぁす」と私は応えます。

 なぜか? 民主党 枝野幸男幹事長は安倍政権が次々と進める政策に対して「早く解散した方が良い」と言っていたのはほぼ1ヶ月前。

 リベラル陣営も「独裁」といわんばかりの批判をしていました。
 だから安倍政権を「問う」という「大義」ありなのです。

<つづく>
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4:もっと実践編!〜収束しつつあるのが「バイラルメディア」〜

 スマホゲームの「バブル」に頭打ち感がでてきています。

 昨年末にはピークアウトの兆しも見えていたのですが、ミクシィの「モンスト」が市場を開拓し、全体の底上げをして延命しました。

 今後もヒット作により、多少の動きはあるでしょうが、この2年ほどのバブルの再来は考えづらいものがあります。
 
 一方、バブルになる前に、収束しつつあるのが「バイラルメディア」です。

 端的に言えば「まとめサイト」の英語表記で、「自撮り」を「セルフィー」と呼ぶようなものです。

 「キュレーターの時代がくる」とぶち上げた佐々木俊尚氏も参画していますが、ところがやってきたのは「一億総キュレーター」で、誰もが参加できる市場が劣化するのは歴史の必然です。

 そして悪貨は良貨を駆逐します。

 一方、海外で・・・正確には米国では「バイラルメディア」が元気でいるのは、パロディ好きという文化の違いです。

<つづく>
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