情報リンク
大型ディスカウント店とは価格競争をするほどの企業体力もなく、コンビニほどの酒類以外の品揃えや商品開発力のない当店は「ニッチ」に戦力を集中するしかありません。 そこで「酒専業」という専門性と、「商店街」という立地条件を最大限に利用します。
1:市場浸透戦略 「商店街」で商売していることから、それなりの市場浸透がある当店では、酒屋にあまり寄らない層への浸透を計画しました。それは、近隣の商店とのに連携です。 それはお総菜屋さんならそのお総菜屋「イチバン商品」や「オンリーワン商品」に「ピッタリ合う」お酒の提案です。 許可を頂いたお店には商品を置かせていただくか商品POPを置き、お総菜屋さんの「イチバン商品」をお買い上げいただくと「ピッタリ合うお酒」を割引します。 その逆に、当店内では全く逆のことして、「ピッタリ合うお酒」をご購入いただいた方には「イチバン商品割引券」を当店負担でプレゼントします。 飲食以外でも「美容室」なんかの場合には、パーマやカットをされた方には「もっとキレイをあなたに!マカディア試供品プレゼント!」や、「中からキレイに。コントレックス特別価格にて提供」などと、キレイをキーワードにコラボレーションします。一般的に女性は「変わった自分」を誉めて欲しい物ですから、その割引券をお持ちいただいたお客様には「特別なメッセージ」を贈ることができ、相手も喜んで自分も喜んで、紹介してくれた美容室も喜ぶ。ので、みんな喜んでいただけます。 ※マカディア:マカやハーブを使ったお酒でサントリーから発売されています。 ※コントレックス:もう今更の感じもありますが、超硬水で美容に良いと言われています。 つまり、「酒屋」に足を運ばない方へのアピールを、紹介していただいたお店にも十分にメリットがある形で協力していただく方法です。 そして大型量販店とコンビニに共通するのは「売れる物しか置かない」ということです。 確かに商売ですから当然ですが、酒専業の当店ならではの小回りが利きます。
2:市場開拓戦略 市場開拓は近隣の住宅街をターゲットにします。 これは平日と土曜日、日曜日で戦術を変化させます。 平日のターゲットはずばり主婦です。 幾つかの方法が考えられますが、近所の公民館を借りての「ぷちソムリエ体験」や「元気でブーム芋焼酎飲み比べ会」などの「体験」ものです。この告知にはPTA会長やサークルなどのコミュニティーリーダーを中心に訪問し趣旨説明して、その上で「チラシ」をまきます。 リーダーは特別扱いが大好きです。この順番は絶対に逆にしてはなりません。たとえその場で断られても、まず、地域のリーダーに仁義を通します。 土曜日はパパ向けの企画を立てても良いですし、日曜日は「店頭イベント」です。 「緊急企画!じゃんけんに買ったら魔王が飲める!※無くなり次第終了です!」と、「人が集まる」「口にしやすい」企画をできるだけ人通りの多い時間に企画します。 その時、魔王と同じ蔵本や、同じ原材料、仕込みの「同じ様なもの」を入れておけば2度美味しいですね。 もちろん、「魔王」に合うお総菜を紹介するのも忘れてはいけませんが。 ※魔王:プレミア焼酎。
3:新製品開発 酒屋においての新製品は開発が難しいのですが、商店街との共同作業で何か出来ればと思います。 お総菜屋さんはそのままですが、「酒粕」を使った「美容商品」なら、薬屋さんと協力できるのではということです。 酒との上手なつきあい方や、地方の蔵本の流通しない日本酒などを紹介する「きまぐれ酒通販」を立ち上げます。自社で「開発」するのなら、自分が地方に行った方が「安上がり」で「楽しい」ので一挙両得というわけです。 また、全国に同様の「困っている酒屋」は沢山ありますから、当店の「ノウハウ」を商品としてパッケージにすることも検討中です。
駅前店ということで平常営業は徹底的にサラリーマンにフォーカスします。
1:市場浸透戦略 焼き鳥が旨くて駅前。これだけでも成功条件が揃っていますが、更に成功条件を加速させるために他店になり特色を打ち出します。それが「1合居酒屋」です。 ビール一本。お酒一合まで。そして立ち飲みです。 そのかわり、ビール一本、お酒一合までは市価より安く設定して、大瓶一本400円(市価500〜650円)日本酒400円(市価500円〜)で、焼き鳥1本のおつまみをつけて500円のワンコインショップとするのです。もちろん、1合以上のお代わりもOKですが、その場合は市価での料金となります。 アピールポイントは「サラリーマンの味方」です。 日頃頑張っても報われないサラリーマンの為に「ちょっと一杯サポーター」となるのです。 長居しても「焼き鳥の旨い普通の居酒屋」ですから文句もないはずです。イメージとしては浜松町の「秋田屋」で焼き場の前で一杯引っかけて帰る感じです。 これにより媒体への「リリース」確立が上がると見込まれます。 これには2次的効果があり、長っ尻されると客層が荒れるという居酒屋の宿命を防げるのです。確かに「大酒飲み」の方がお店は儲かりますが、同時に客層が荒れるデメリットも抱え込みます。 まして駅前店は終電が近づくと閑散としてきますので、そこで「飲んだくれの大虎」がいると「地元」に対してのイメージが非常に悪くなりますし、「大虎対策」は本当に大変ですのでこの予防策としても効果があります。
2:市場開拓戦略 昼間の時間帯を使います。ランチとして「串焼きバイキング」を1,000円食べ放題にします。 同時に、店頭にて「ランチ弁当」を販売します。ランチ弁当も串焼きバイキングの内容より3本選べるようにしますので、ロス率の低下を導くことができます。 また、日曜日の昼間を利用して、「パパが焼く!過程で出来る男の焼き鳥!〜焼き方編〜」などを開催して、仕込みから試し焼きまでを行い、「仕込み分」は家庭に持って帰り、自宅で焼く、そしてその「成果」をネットでも店頭でも「自慢」してもらうのです。 このセミナーは発展的に「男の家庭課シリーズ」として幅を持たせます。例えば、「おかゆの作り方」などは、子供のいる家庭の場合は「一族郎党風邪でダウン」という「惨事」がおこります。そしてその時、モノスゴク効果を発揮するのです。 まして「一合」が売りの店ですから、「ジージ」「バーバ」に預けて、パパママでちょっと一杯というおしゃれなケースでもイメージが浸透すればたやすくなります。 もちろん、奥さんが飲めない場合「2杯分」までは「格安料金」が適用されるので、飲めない方を連れていく口実になりますね。
3:新製品開発戦略 「自宅で出来る」をコンセプトにして、「焼き鳥」「釜飯」「鳥雑炊」などの誰にでも出来る物をパッケージ化します。 釜飯は水加減を間違わずに「電子ジャー」を使えば誰にでも出来ますし、雑炊も「出汁」をセットにしておけば、後は具材を入れる順番だけですから実は誰にでも出来るのですが、近頃は「料理しない家庭」が増えているので「手が込んだイメージ」があるこういった商品をパッケージにすると高級感、又は特別感が勝手に出来ます。又、市場浸透・開拓が上手くできていればたやすく「ブランド化」に持ち込めるのです。 当然、ネット通販を視野に入れています。
焼鳥屋と同様の立地条件と言うことで、サラリーマンに特化したビジネス書専業書店にします。
1:市場浸透戦略 勉強熱心なサラリーマンは「アマゾン」や「日経ビジネス」等のビジネス書ランキングをチェックしています。 そこで、店頭にはビジネス書ランキングと書評を掲載します。 書評は自分で書く必要はありません。店の常連で「ビジネス書マニア」に声をかけます。その方に謝礼を払って書いていただくのです。 そしてお客様の声を聞いて好評な書評家には「ビジネス書のソムリエ」として「スター化戦略」を取ります。 書店で徹底的に持ち上げるのです。この書評家が図に乗らないようにコントロールが必要なので、「匿名」にしたほうが良いかも知れません。 サラリーマンはいつも「これで良いのか?」と不安を抱えております。そこで、徹底的に「サラリーマン」に絞って「大丈夫」というメッセージ付きの「レター」を購入者全員にプレゼントします。 もちろん、そのメッセージもどこかの本からの「引用」で構いません。今なら「グッドラック」や、定番本として「チーズはどこに消えた」何かでも良いですね。 品揃えでいけば丸善にもアマゾンにも勝てませんが、オアゾ丸善で「自分にピッタリ」の本を探すのは至難の業です。 しかし、当店では「ピッタリ」を短時間で的確に探すことができるのです。 また、オアゾ丸善やアマゾンでチェックして、当店で現物を確認して買っていただくというスタイルも定着させたいものです。
2:市場開拓戦略 ビジネス書専門ですから、ビジネスに関係する人は全て「見込み客」となります。 まして駅前店ですから、沿線の数駅先までが商圏と考えることが出来ますので、近隣のオフィスにDM、ないしはポスティングで業種向きの「ビジネスパック」を提案するのも方法です。 また、DMやポスティングでは非効率な場合は、地域の商工会や、異業種交流会の「趣旨」にあった「ビジネスパック」を提案するのも良いでしょう。なぜなら「会」のリーダーはいつも「仲間のための情報」を探している物ですから。 そしてこの「ビジネスパック」は、一つのテーマに則った「ビジネス書」のセットのことです。 例えば査定が近づく時期になってきたら「人事・考課完全パック」や、4月の従業員教育が必要な季節には「この10冊を読ませれば新入社員もデキル営業マン」などの切り口で案内するのです。 また、同様の方法で「学校」を狙うのも良いと考えます。
3:新製品開発戦略 前述の「ビジネスパック」もリパッケージによる新製品ですが、書籍のマージンは高くないので当店では「イベント」を新製品として市場投入します。 例えば有名コンサルやマーケターを当店が招いて「セミナー」をして、そのマージンを頂くのです。 もちろん、そのセミナーはこちらの一方的な基準で選ぶのではなく、ご来店いただいたお客様の「リクエスト」を元に招待します。 コントロールが上手くいけば、当店の「本のソムリエ」に「良書の見極め方」を「セミナー」にすることも考えております。
商店街の中と言うことで、徒歩来店、ヤングミセスのいわゆる「ヤンママ」のコミュニティショップを目指します。 ※ヤンキーママではなくヤングママです。
1:市場浸透戦略 30坪の内の手前の15坪はカフェにします。そしてカフェ部分の路面に見える部分に「きっずコーナー」を配置します。道路から見て子供が遊んでいる向こうに微笑んでいる若いママがいる風景です。 商品は10坪程度に集約します。商品が小さいので面積を取らないことを利用して、高層化させ「探させる」という「ドン・キホーテ」方式を採用します。ダウンウォール型のシステムキッチンなどを応用した独自の高い位置にある商品も取りやすい陳列を目指します。 残った5坪が最大の売りで、ママの個室を用意します。そこでは授乳OK、お腹が大きくても利用しやすく配慮した便座、もちろん「化粧直し」もOKという至れりつくせりを目指しております。 手前のカフェ部分では「子供に優しい」が共通のテーマで、一切の添加物、刺激物を排除します。 こうしてこの「コダワリ」と「優しさ」を最大の武器として地域へ、「ママショップならあそこだよね。」と浸透を目指します。 もちろん店長には子供の手が少し放れた女性を採用します。
2:市場開拓戦略 プライドをポイントを絞った広告展開と、くすぐるクチコミ戦術とスカウト戦術を併用します。 ターゲットはヤングミセス。それ以外は入りません。ですので攻めるポイントは限られています。 まず広告は「たまひよ」などの、「その目的以外には読まれない媒体」に絞ります。この手の媒体は広告主を取材することも多いので、記事広告の形態でも良いかも知れません。 また地域新聞に「提供」して「記事」にしてもらう方法もあります。 「ベビーとママにちょ〜優しい!○○フードを読者●名様にプレゼント!」といったものです。 また、クチコミは「紹介者」のプライドをくすぐる仕組みを用意します。 例えば常連さんには「紹介カード」をプレゼントして、そのカードを持参すると「こんにちは。(カードを見て)▲▲さんのお友達ですね。▲▲さんにはいつもご利用いただいているんですよ。これからよろしくお願いしますね。」と▲▲さんのお陰というポイントをスタッフ全員に徹底させます。 そして▲▲さんには「感謝カード」をご自宅に当日中に郵送します。分かりやすく感謝を伝えるわけです。 最後にスカウト戦術は「公園」です。 これも「紹介」と併用させれば効果的です。 今お昼前の公園に行くと「ママ」が溢れかえっていますから、その方達に「ランチ」を招待することも考えております。
3:新製品開発戦略 「一緒に買っちゃえねっと」を立ち上げます。 といっても実際には店頭での「ローテク」で良いのですが、一人で買うと高いけどみんなで買えば安くなったりトクしたりするコミュニティを商品とするのです。 類似商品として「価格コム」等がありますが、このキモは「ローテク」&「コミュニティ」ということです。 このイベントとして、一人では買えない、使いこなせない高額な化粧品(トクに基礎化粧品)をみんなで買ってみんなで試すのです。 当店ではそこで「小分け用」のおしゃれな小瓶を販売します。 そしてこの「一緒に買っちゃえねっと」で集まった「声」をもとに前述した「たまひよ」のような媒体と協同でブランド立ち上げを持ちかけます。 上手くいけばロハで全てが立ち上がるのでリスクもなく、みんなに喜ばれて新商品開発が出来ると目論んでおります。
Copyright(C) ASMODE Limited Company 2004/Miyawaki Atsushi
※本ウェブサイトの掲載内容の無断転載はお断りしております。