インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2007年4月14日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→周回遅れの戦い方もある
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。感動力〜
3:実践テクニック編!〜作業効率を追求していますか(9)〜
4:プロが教えない話外伝!〜ブロガーの○○さんがいっていたけど〜
それでは始まりです!!!
■Web担当者 現場のノウハウ Vol.5
「SEOについて最低限知っておくべきコト」
http://www.as-mode.com/check.cgi?Code=4844323741
弊社代表寄稿「ご近所SEOという戦い方」
■インプレスR&D サイトにて週刊連載 4月11日掲載
Web担心得其の十七
「ウェブ担当者が日本を変える?! 政治参加の優待券」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/04/11/1156
相互紹介というものをご存じでしょうか。
発行している人どおしで相手のメルマガに自分のメルマガを紹介して貰い、読者増を期待するものでブームとも言える広がりを見せました。
最盛期は効果のあった方法ですが、今は薄くなり下火になっておます。
ベストセラー作家となった「親力」の親野智可等(おやのちから)さんより依頼を受けて、自分のメルマガで紹介したことがあります。
面識のない現役教師からの依頼に驚きましたが、相互紹介を盛んにやられていたようです。
相互紹介が効果的だった理由がレコメンド(お奨め)です。
紹介ですから、自分も読んでいる、または知人・友人ですというお奨めコメントが付くことにより読者も親近感を覚えて読者増に繋がったというわけです。
今でもこの手法を使っている人は「情報起業家」ぐらいじゃないでしょうか。
まぁ「笑っていいとも」のテレフォンショッキングでの「本当の友達の輪」ぐらいの確率でつながりのある人を紹介しているかも知れませんが。
下火になってもグルグルと廻って周回遅れ、2週遅れでもスタートを切る人が現れます。
それが春です。
新年度でやる気をだし取り組むのにピッタリの長期休暇のGWがきてと、この頃「相互紹介」が多くやってきます。
毎年数は減り続けていますが、それでも確実に増えます。
やらないよりやった方が遙かにマシです。
最低でも失敗という経験値を積み上げることができます。
メルマガを始めてみました。
読者を増やすのに「相互紹介」があるのか。
フムフム。
よし、これで将来は会社員を辞めて独立起業だ! と胸が高鳴っているのでしょう。
でも、今その方法は周回遅れなのです。
しかし、やらないよりやった方が遙かにマシです。
・・・矛盾していると思いますか? 周回遅れと指摘しておいて、でもやった方がよい。
私はいいたいことはこう。
「効果が薄くなっていることを知った上で、前向きにチャレンジすべきだ」と。
自分が周回遅れと知らないと、相互紹介という手法を「発見」しただけで浮かれてときめき、誇大妄想を始めます。
アッという間に読者が1万人を突破して、ひとり100円ずつ毎月集金すれば年収7桁!
てな感じです。
甘い。
そんな効果はもうありません。そして皆手を出さなくなりつつあります。
だからチャンスなのです。
爆発は期待できなくても誰も参加者がいなければひとりがち。
周回遅れの戦い方もあるのがITの旨味だったりもします。
あ、うちの飯のタネが。
「鈍感力」なるものが流行っておりますが「感じる力が鈍いこと」が鈍感です。
それに面の皮の厚い連中が乗っかりました。
しかし、それよりも感じて動く力が求められているのではないでしょうか。
評論家は増えました。人が嫌がることを自分の都合だけでごり押しする鈍感きわまりない連中は溢れています。
でも野に咲くタンポポに春を感じ、皆の幸せの為にできることから始める力。
こっちの方が良くないですか。
私は今時嫌われ者の愛煙家です。
しかし、仕事であった多くの人が私はタバコを吸わないものだと思ってくれています。ご時世からそう思われていた方が、得する気がするので否定しませんが、私は吸います。ぷかぷかと。
会社員の最後の2年ぐらいのことです。
死ぬかと思う忙しさの中にいました。
顧客開拓で飛び回り、販促広告の企画を立てデザインして、印刷工程・納品管理をして、次回の打ち合わせをし、入金の確認をしつつ部下の教育です。
まぁ振り返ればよくやっていたなぁと感慨深いのですが、デザイン仕事はマッキントッシュというパソコンを使います。
マック使いは「ショートカット」といって、マウスに合わせて左手を操り、作業効率を上げます。
気がつくと火をつけたタバコが、フィルターに到達して異臭を放っています。
一口しか吸っていないのに。
気がつくと仕事場からタバコの煙がなくなっていました。
そして今。
勘違いされる理由は次回に。
近頃の若い人と話していると言葉通じない。
と、いうほどオジサンでもないと思うのですが、私はオジサン万歳を提唱しています。
いいじゃん、それが年輪だよ小僧。
私が若輩者頃の師匠はこんな方達ばかりでした。
だから違和感たっぷりに若者に迎合している人生の先輩を見ると複雑です。
ITの世界では年齢に係わらず「日本語」が通じない人を見かけます。
文脈を見て判断できない人達です。
専門用語を母国語とする彼らは、枝葉末節に異常に神経をとがらせ、理解するための言い直しも認めようとしません。
また、彼らの常識は世界中で通じると信じて疑わない幼稚さも併せて持っています。
「ブロガーの○○さんがいっていたけど」。
○○さんはネットだけの有名人なのに平気で引き合いに出します。
ホームページ関係の相談で、相手の言っていることがトンチンカンに聞こえたら、あなたの勉強不足ではなく日本語の通じない
相手である可能性が高いですよ。