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キャッチコピーで消費者が動く時代は|ITジャーナリスト宮脇睦によるIT時評「伸びる会社は知っている」

キャッチコピーで消費者が動く時代は|伸びる会社は知っている(第142号)

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■第142号キャッチコピーで消費者が動く時代は

インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。

2007年07月13日発行号
目次♪

1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→キャッチコピーで消費者が動く時代は
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。歴史という財産〜
3:実践テクニック編!〜作業効率を追求していますか(21)〜
4:プロが教えない話外伝!〜素人傾斜の悪影響〜

それでは始まりです!!!

1:新着情報

■インプレスR&D サイトにて週刊連載 7月11日掲載
「金持ちグーグルと普通のサイト。無料は商売の非常識」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/07/11/1633

■ビリーズブートキャンプの真実。緊急公開しました
掲載ブログ上半期で全4エントリー首位を独占!
http://www.mic-japan.co.jp/home/BLOG/prof_rank.html

ビリーズブートキャンプに見る本当の伝え方
http://www.mic-japan.co.jp/home/BLOG/archives/cat22/index.html

2:伸びる会社は知っている!〜キャッチコピーで消費者が動く時代は〜

 専門家にも色々ありますが、総じて24時間365日取り組んでいるものです。
 そこが素人との違いです。
 
 久しぶりに金曜の発行となるのは明日から三連休。
 のんびり休む・・・こともなく、以前から温めていた新しいレポートの下書きにはいるためです。
 1日フライングした本日号は「超辛口」。
 お水の用意を。
 
 週刊連載をはじめて足かけ8ヶ月となりましたが以前にも増して「情報感度」が上がりました。
 毎週「ネタ」を考えるだけでなく、何を伝え、どう感じて貰うかと意識していることで、同じ体験をしても別の角度から眺めてる自分がいるのです。
 そして時にはとっておきの情報をお蔵にしまって熟成させます。
 
 映画監督の大林宣彦さんは「どうしても落とさなければならないシーンがあるとしたらどこを切りますか」という質問に「一番好きなところ」と答えたといいますが、記事を書いている中で思い入れの深い段落や、とっておきの一文は時に全体の流れを阻害していることがあるのです。
 「言葉遊び」や「知識自慢」に陥っていることも。
 
 さて、ここまで意識して文章を書かれている「ブロガー」は何人いるでしょうか。
 私的な独白のブログならばまったくもって自由に楽しむものだと思います。
 しかし、「仕事用」なら「読者」を意識しなければりません。
 
 なぜなら「仕事」のブログであるなら、そこに登場する筆者=ブロガーは専門家でなければならないからです。
 
 前号の「専門家」からの引き続きですが、素人の「なんちゃって集団」ほど古い情報をいつまでも流通させています。
 ホームページを業者に頼むと100万円だとかキャッチコピー1本数百万円だから自分たちでやろうと。
 
 馬鹿こくでねぇという話しです。
 今時業者を選べば100万円もしませんし、数百万円のライターはトップクラスで、このクラスはコピーだけでなく企画から参入するようになっています。
 理由は簡単。
 ホームページは初期投資よりも保守で長く付き合うトレンドとなり、キャッチコピーで消費者が動く時代は終わりましたから。
 
 素人集団が古い情報と遊ぶのは、ちょっと古くても自分たちに分かりやすいから楽しいのです。
 ここがポイント。
 
「伸びない会社」は、楽しいところを切り捨てられないのです。
 専門家の声に真摯に耳が痛くても耳を傾けることも、最新トレンドを身銭を切って学ぶこともなく、ぬるま湯で遊んでいます。
 目に見える汗だけかきながら。
 
 ブログにしても仕事の専門家が書くからビジネスに結びつきます。
 素人の戯れ言は友人しか見ません。
 
 素人が悪いというのではありません。
 素人と甘えていることが悪いのです。
 

<つづく>
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3:閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。歴史という財産〜〜

 社会科の話しではなく社会との話。
 子供の頃、親やオジサンなどの「大人」が羨ましく見えて仕方がありませんでした。
 太陽族が、オリンピックが、万博が。
 口々に語る「その目で見た歴史」がです。

 日本人がたくましく戦後復興を遂げた生き証人達の話しです。
 が、今振り返るに。半分以上の「大人」が今の私より若いのです。

 だから語ります。
 バブルを、インターネット元年を。
 生きた時代は歴史となり財産となります。
 

<つづく>
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3:実践テクニック編!〜作業効率を追求していますか(21)〜

 最後の勤め先は「反面教師」として様々なことを教えてくれました。
 この点、本当に感謝ししています。
 
 ところが驚いたのはここが最悪かと思っていたら、他でも結構多かったのが「会議の時に資料を配る」ということです。
 
 確かにドラマなどのワンシーンでも資料のバケツリレーをするシーンがあったり、OLが準備と会議室で「紙」をおいていることがあります。
 
 ・・・無駄じゃないですか。
 
 もちろん、超機密事項で、閲覧後廃棄というものならその場での配布も当然でしょうが、部内や課内といった「身内」の会議で使う資料をその場で配ることが無駄だというのです。
 
 会議参加者を10名だとします。
 資料を目に通すのに5分かかれば、50分の人件費が浪費されたことになります。
 そして資料を作った本人は中身を把握しているわけですから、この人の時間は完全にロスタイムです。
 

<つづく>
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4:もっと実践編!〜素人傾斜の悪影響〜

 素人傾斜という風潮があります。
 女優よりも読者モデル、識者よりも視聴者の声といった「素人」を重視するものです。
 
 映画評論家のおすぎさんは本人も認めているように「大人の事情」で「映画界の盛り上げ」に一役買うこともあり、それに比べれば素人の率直な感想の方が的を射ているというものです。
 
 が、幻想です。
 素人ほど根拠のない判定を下す人はいません。
 泣ける映画と喧伝していれば、「冷たい人といわれそう」と斉藤由貴の歌のように扇動されますし、勇気を貰いましたといえば、勇気を探しながら観賞します。
 いや、だから素人なのです。
 
 もちろん、一部には「自分の意見」を持つ人もいますが、圧倒的少数です。
 この「素人」が拡大解釈され、あちらこちらで猛威をふるっております。
 素人の目の方が正しいんじゃないか、素人だから分かることもあるのじゃないか。
 などなど。
 
 昭和の頃は「素人意見」とされていたのですが。
 この素人傾斜の悪影響は気づかぬウチにでているのでご注意を。
 

<つづく>
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