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道路族が2兆円の産業|ITジャーナリスト宮脇睦によるIT時評「伸びる会社は知っている」

道路族が2兆円の産業|伸びる会社は知っている(第166号)

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■第166号道路族が2兆円の産業

インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。

2008年3月28日発行号
目次♪

1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→道路族が2兆円の産業
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。お気に入りに注意〜
3:実践テクニック編!〜文章力という宝(20)〜
4:プロが教えない話外伝!〜善意が建前の団体〜

それでは始まりです!!!

1:新着情報

■Web担当者 現場のノウハウ Vol.11 2008年3月31日発売
新規顧客をみつけるリードジェネレーション術
http://www.as-mode.com/check.cgi?Code=4844325531

インプレスR&D ウェブ担当者フォーラム<最新号>
■Web担心得心得其の六十五
「ズルをしなくて儲ける方法。ホームページは足立区で」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2008/03/26/2855

■Web担心得心得其の六十四
「MTとタグ打ちに通じる真理。エクセルは重宝します」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2008/03/19/2831

2:伸びる会社は知っている!〜道路族が2兆円の産業〜

 堅調に商売を営んでいると経済政策の無神経さに民主党が嫌いになります。

 参議院で数を握り手にした武器を喜々として振り回す様はオモチャを手にした幼稚園児です。そして経済が混乱しても「与党でない」を理由に「自民党が悪い」という姿勢が透けて見えるところに苛立ちが加速します。

 かつては応援していただけに憎さ100万倍です。
 
 面白いもので創業当時や、業態転換したころは混乱は大歓迎でした。
 「9,11」の20日後に創業し、日経平均が8千円を割り込んだ頃に転換したので「革命でも起これば」と軽口を叩いていました。

 金もチカラも努力する心もなく、時間だけを持て余す学生の「この国は腐っている」に似ているかも知れません。

 状況が変われば全てが上手くいくという妄想を含んだ責任転嫁です。
 しかし、行動し始めると現実が面白くなり、よりアグレッシブに行動します。

 こうなって一番困るのが「政治という不確定要素」です。
 コロコロと方針が変わるリスクが商売に影を落とします。
 
 政治と経済は二人三脚です。
 牛肉を買えと圧力をかける同盟国の政治屋さんは、彼の支持団体に忠誠を誓い行動し、発展を助けます。

 グローバル化と「法人税率の引き下げ」はセットです。
 庶民派を気取る経済評論家は「金持ち優遇」と非難しますが、世界で戦う企業の「本社」はどこでもOKです。

 わざわざ高い税金を納めてまで日本に商売の本拠をおく必要はありません。
 評論家の主張に従えば「金持ちグローバル企業」は日本を捨ててでていくことでしょう。
 
 「ガソリン暫定税率廃止」を国民は賛成しているとテレビは報じます。
 これは訊き方の問題で「下がったら嬉しいですか」と訪ねられてイヤだという人は希です。

 それではガソリンが下がったとしてエコロジーのご時世にガソリン消費が増えるでしょうか。

 また「道路族」が「2兆円の産業」と見れば、4月からこの産業がなくなれば係わる人々は失業です。

 暫定税率廃止でなくなる2兆円はペット・葬儀・オタクビジネスに比肩します。
 もちろん、狐や狸のための舗装路は論外ですが、失業者が大量にでることによる社会不安対策の「経費」を考えれば落としどころは自ずと見えてくるのです。
 
 今週公開の「ウェブ担当者フォーラム」の連載で助成金や税制について触れましたように、政治と経済は不可分で「政策」を上手に利用して儲かっている会社は少なくありません。道路族でなくても。

 メディアの安っぽい正義の論調を鵜呑みにしていると見逃してしまいますのでご注意を。
 
 今週は時代の変化と単純化についてお届けする予定でしたが、時代と政治は裏表でこれまた不可分です。

 本題にはいる前に政治と経済を考える格好のケーススタディがあったのですいません、次回に延期いたします。

<つづく>
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3:閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。お気に入りに注意〜〜

 連載で一番大変なのが書き出しです。

 中身は下書きの段階で固まっているのですが、どう案内すれば読者を気持ちよく誘導できるかで詰まってしまいます。入稿日に全面書き換えもあります。

 特に「お気に入り」の時は。

 文章表現、エピソードなど気に入っている書き出しの時は、そこが強くなりすぎ本旨と微妙なずれがでることがあるのです。

 これは「企画」や「アイデア」も同じ。
 まとまらないときは要注意です。

<つづく>
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3:実践テクニック編!〜文章力という宝(20)〜

 美しい○○。
 素晴らしい○○。
 良い○○。
 
 物書きとして最低の表現だといいます。
 前号で「良い文章」としたのは私の美意識の「良い」でしかなく、文章としては最低でした。
 すいません。
 
 すべて「主観」によるもので、その評価自体は責められるものではありませんが、文章は相手に伝えるためのものですから、美しいとはどんな美しさであるかを記さなければならず、素晴らしいと評価した理由は欠かせません。
 
「朝露に輝く光のような美しさ」
「見るものを射すくめるような美しさ」

 前者ははかない朝露の放つ光に、清廉さをイメージさせ、後者は威圧的なオーラを身に纏った輝きを想起させます。
 
 くどくどと並べて冗長になってはマイナスですが、形容詞には理由や情景を加えると伝えやすい文章となります。
 
 これをもって「良い文章」と。

<つづく>
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4:もっと実践編!〜善意が建前の団体〜

 商売は自己責任。
 社長業は孤独です。
 そして群れる・・・切磋琢磨する仲間を求める人がいます。

 人は支え合って人と「金八っあん」がいったように悪いことではありません。
 しかし、個人的なつながりでの仲間は別にして、私自身が見てきた限り「団体」は諸刃の剣だったりします。
 
 昔からの知人がとある団体の幹部となりました。
 それによって本業が疎かになりました。
 会議に連絡、買い出しに会計と八面六臂の大活躍故にです。
 話を聞くと「他にやる人がいないから」。

 「仲間」にだした仕事は他に良い業者が見つかっても変更することは容易ではなく、その一方で直接的な「金銭」の話題となると急にシビアになります。
 ホームページも仲間に発注したが故に止まっているケースは枚挙にいとまがありません。
 
 善意が建前の団体ほど厄介だったりします。

 理由は簡単。

 営利団体の社長や準ずる人が集まって非営利活動をすることに無理があるのです。
 猟師のつくる動物愛護団体のようです。

<つづく>
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