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ビジネスクラスで行くハワイペア7日間の旅|ITジャーナリスト宮脇睦によるIT時評「伸びる会社は知っている」

ビジネスクラスで行くハワイペア7日間の旅|伸びる会社は知っている(第177号)

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■第177号ビジネスクラスで行くハワイペア7日間の旅

インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。

2008年9月5日発行号
目次♪

1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。あわせなくてもいい〜
3:実践テクニック編!〜文章力という宝(31)〜
4:プロが教えない話外伝!〜運次第という点においては同じ〜

それでは始まりです!!!

1:新着情報

インプレスビジネスメディア ウェブ担当者フォーラム<最新号>
■心得其の八十六
「客の声は究極のコンテンツ。商売人なら時代にアジャストして利用する」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2008/09/03/3792

ムトウマーケティングサポート「通販支援ブログ」連載<最新号>
【第10回】当たり前の視点でチェック。自社サイトの見直しの基本
http://blog.mutow-ms.jp/ec/howto/post-364.html

2:伸びる会社は知っている!〜〜

 バラマキといえば一斉に文句を言うマスコミも、苦しいと涙する漁民への「支援策」となると今度は「それで十分か」と騒ぎはじめます。

 大阪万博の年に生まれ、すっかり肉の脂身より魚に傾斜するものとしては漁業を応援したいと思いますが、しかし現金の投入はバラマキと同種で、あちらはダメでこちらがよいという道理はありません。

 そしてもっとも理屈に合うのは消費者から「サンマ代」や「アジ代」をしっかりと値上げして徴収することです。それは本旨とずれるのでこれ以上踏み込みませんが、ダイエーの創業者 故中内功以来の「流通革命」が待たれているということ。
 
 価格はメッセージです。
 上げ下げばかり能がありません。
 上げ下げ以外の手法として「ポイント還元」がありました。

 もはや過去形ですが。

 値引きの変わりに売上から一定割合を「還元」として、次回の買い物時に現金同様に使用することができるもので、今では単純な値引きとさして変わらない扱いと成り下がりましたが、もともとは正しいメッセージとして機能していました。

 思い出せるでしょうか。
 その昔のポイントは「貯めるほど得をする仕組み」だったことを。
 
 100ポイントより500ポイント、500より1000ポイントで貰える商品や特典がどんどんと良くなっていったのです。

 それはこういうメッセージでした。

 「沢山買ってくれたお得意さまにはより感謝します」。

 例えば100ポイントで100円割引、100,000ポイントで「往復ビジネスクラスで行くハワイペア7日間の旅」とします。
 1ポイントは100円ごとに付与されます。

 すると100ポイント貯めるのに1万円分買うということで、100,000ポイントを貯めるには1千万円が必要となります。
 庶民感覚から1千万円もお金を使うことはあまり一般的ではありません。

 そこで100ポイントも貯まればジュース1本分ぐらいは得したと使うことでしょう。
 1千万円使いました。
 ハワイに行けます。

 等倍でポイントの恩恵が得られるならば100,000ポイントは10万円相当でしょうが、オイルサーチャージが高騰するご時世にビジネスクラスの往復は10万円では一人分も厳しいでしょう。

 あなたが経営者だとして1万円と1千万円のどちらのお客さんが大切でしょうか?ビジネスの場は学校のように平等を良しとしません。
 しかし、悪平等教育を受けて育った消費者に「不平等」を明示することのリスクは大きいでしょう。

 そこでポイントというオブラードに包んで特別待遇したのです。
 ところが今や一律ポイントとなり大型テレビも単三電池も同じ扱いです。
 実際には超お得意さまは密室でサービスしているという噂ですがね。
 
 ポイント制は価格の一つの形態です。
 つまり、価格とは店頭に表示する「○○円」だけではないということです。
 ポイントは「○○ポイント還元」という上げ下げという楽な方法に逃げ込んでバラマキとなりましたが。

<つづく>
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3:閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。あわせなくてもいい〜〜

 調子を合わせてやり過ごす能力が欠落していることに己を嘆くこともありました。
 しかし、これは長所でもあります。

 嫌なものはいやですし、おかしなことは問いただします。
 「波風を立てない」というバランス感覚は素晴らしいと思いますが、同時にこれを理由に思考停止に陥っては進歩がありません。

 だから無理にあわせなくてもいい。
 そう決めると逆に、作り笑いでお茶を濁すことができるようになりました。

<つづく>
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3:実践テクニック編!〜文章力という宝(31)〜

 ノーベル賞作家の大江健三郎さんの「沖縄ノート」は私の作文に多大な影響を与えてくれました。
 なにせ現地取材もせず、会ったこともない人を想像力だけで面罵し、それも粘着質にこねくり回して追い込む文章展開に「すごいなぁ」と。
 そしてこの言葉と合体しました。
 

「物語はみんな嘘」。
 養老孟司さんの言葉です。

 それをいっちゃぁおしめぇよ級の事実です。
 しかし、真実すら、主観により意味を変えるものでありあやふやなものでもあります。
 だから大江さんの内面世界に広がる琉球の島々で起こり得るできごとについて、傍観者であり時代を共有しない私にとって、その一つ一つをつぶさに否定していくことなどできないことであり、おこがましいと断じられることを受け入れなければならない。

 あ、大江風に。

 文章に嘘はつきものです。
 嘘が文章力を上げます。
 語弊を含んでいるので文字通りには受け取らないでくださいね。
 文章は事実だけを並べても伝えにくいということです。
 

<つづく>
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4:もっと実践編!〜運次第という点においては同じ〜

 ホームページ屋さんというと楽して儲かると思っている人が少なくないのですが、まぁ当たらずも遠からずで、その人の仕事のスタイルで「楽」は異なります。

 主にネットを検索し「最新情報」を追いかけているタイプは、運良く当たれば儲けもでかいのですが、「ヒット作」との出会いに左右されます。

 マグロ釣り漁といったところでしょうか。
 陸に上がっているときは酒を飲みちんたらしている姿を見て楽といわれればその通りです。

 その他には営業力の強い会社で制作の腕を磨き、ふと見た見積書を見てこんなに儲かるならと独立した人などは、営業現場の辛酸を知らずに調子の良いことを吹聴して「楽」に見られます。

 こちらも運が良くビッグスポンサーと出会えれば、次から次と仕事が舞い込み舞い上がりますが、客と出会えなければ早晩ひっそりと退場していきます。

 どちらも運次第という点においては同じです。
 ウチは運にだけ任せるのは恐いので運以外に力を注いでいます。

<つづく>
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