インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2009年3月27日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→新規事業の注意点は無理厳禁
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。人生計画を話す〜
3:実践テクニック編!〜情報収集術(4)〜
4:プロが教えない話外伝!〜とりあえず6回で企画を〜
それでは始まりです!!!
■マンガ「Web担当者 三ノ宮純二」-
第5話:SNSで知る営業の奥義
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2009/03/26/5185
■心得其の114
「“シーン”は日本人だけが理解する。マンガ技法の積極活用」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2009/03/25/5198
■エンタープライズ0.2 - 進化を邪魔する社長たち -
「週末起業0.2。Webクリエイターとはなんだ」
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/007/index.html
■誰も語らない現場の経営論!
【第2回】本当に「ツカエル」制作業者の選び方
http://blog.mutow-ms.jp/ec/keiei/post-408.html
※来週、公開されます。よろしければメルマガ登録を。
ご覧頂いた方もいらっしゃるかもしれませんが弊社新規事業はコンサルティング。
そのはじめの一歩の商品を先週公開しました。
名付けて「定額給付金コンサルティング」。
噂の定額給付金相当額でホームページのコンサルティングをしますというもので、ポイントは「麻生総理の任期中無期限」。
契約した翌日に辞任しても面談やその他のサービスを含めれば元は取れ、コンサルティング内容が気に入らなければ全額返金を約束しますので破格です。
そんなことをしたら赤字だろうといえばその通り、だから各種条件を付け「限定3社」にしています。
新規事業は周辺から探すことは既に述べました。
BtoB、BtoCといった大枠を変えずに、本業の周辺でビジネスを考えます。
会社員時代はチラシの取次から制作、つづいてチラシから販促ツールと、そして独立してからは販促ツールからホームページや営業戦略へとそれは「連想ゲーム」のように徐々に広げていきます。
ラーメン屋が不動産業に乗り出したり、物流業に進出するのは危険です。
新規事業とさらっといいますが、全くの未経験分野への進出は「創業」と同じぐらいの負担がかかります。
「本業」と「兼業」で取り組める余力があるでしょうか? しかし、本業に関連する周辺事業なら余力でも可能性があります。
だから「周辺」で探すことを薦めるのです。
さらに新規事業の注意点は無理厳禁です。
新規事業に失敗する人は「無理」をしています。
無理には色んな種類があります。
無理な学習、無理な労働、無理な企画などなど。
多少の無理でもしなければ新規事業などできないという反論があるかもしれません。
私は無理を二つに大別します。
それは始めるための無理と、続けられない無理です。
新しいことをするために多少の無理をすることは当然です。むしろ楽しいことで
す。寝ずの勉強も徹夜での店舗設計もワクワクして無理と感じないことでしょう。
問題は後者で「続ける」ことが難しい無理です。
例えば新規事業で毎日2時間の残業を継続することはできます。
しかしこれが8時間としたらどうでしょうか。
夕方6時に本業を終え、そこから深夜2時まで。
個人差の激しい「精神力」を除外すれば現実的ではありません。
また極端な値引きも同じです。
オープニングセールでの特売は始めるための無理ですが、毎日半額セールは自殺行為です。
無理をしない新規事業の取り組みは「できる範囲」から。
毎日2時間の残業で得られた収入から試算し、オープニングセールの特売の来店客数から収益をシミュレートします。
そして採算性を見極めます。
定額給付金コンサルティングはこのやり方です。
始める無理はしますが、条件を付けることで続かないを回避します。
そして採算を計算し、市場が待っているのなら全面参入・・・するかはまだ未定ですが。
全文はこうです「神様を笑わせたいなら、自分の人生計画を話しなさい」。
英語の格言のようですが「その幸運は偶然ではないんです!(ダイヤモンド社)」で見つけた言葉です。
夢を手帳に書く社長。夢を語りなさいという成り上がりもの。
自身の人生において間違いではないでしょうが人生は人間如きが把握できず計画は目安に過ぎないから面白いのです。
手帳社長の会社の株価が10分の1に下落したように。
テレビのニュースはNHKか報道ステーションだけ。
こういう人がテレビはつまらないといいます。
当然です。だってどちらもつまらないですから。
NHKは局の性格上当たり障りなく、報ステは特定の思想に立つバラエティショーで、さんざん煽っておいてから「国民の怒りは」と代弁者となりカタルシスを与えます。
もっともこの傾向は最近のワイドショーのトレンドですが。
情報収集にオススメのテレビ番組は「おはスタ」。
テレビ東京がキー局の子供向け情報番組ですが、流行のゲームやオモチャの概要を掴むのに最適です。番組内外のCMも注目します。各社の力のいれようも情報の一つです。
そして残念ながら本日終わってしまった、東京MXテレビの「モーニング・サプリ」。日本在住外国人の母国話は教科書が教えてくれない海外です…でした。
全国的なニュースはNHKや報ステ、ヤフーニュースでもカバーできます。
しかしローカル局のオリジナルや子供向け番組は差を付ける情報の宝庫であることは知られていません。
マイコミジャーナルの連載が延長となりました。
といってもオフィシャルな告知はないのですが、もともとは「4回ぐらいで」と打ち合わせで決まり、その後「とりあえず6回で企画を」となり執筆開始しました。
企画の段階では5回まで社長の悪口を書いて最終回で「色々あるけど社長って素敵やん(島田紳助風)」と善人ヅラしてお茶を濁すというものでした。私は「実業」の世界におり、識者やジャーナリストのように悪口の投げっぱなしは得策ではないので。
ところが4回分を入稿し、公開日を待っていると担当者から「今日からはじまりました」と突然のメール。そしてこの企画には仲介者がいるのですが、仲介者から「そろそろ翌週分の原稿を」と連絡が。
以来、毎週入稿し今週「第7回」が公開され連載延長と。
ウェブ担当者フォーラムの連載も3ヶ月の予定が2年3ヶ月。
それもひとえに読者様のお陰です。
マイコミの連載で社長にゴマをすり始めたら最終回が近いと思ってください。