インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2009年8月7日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→起こるべくして起きる偶然
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。まぐろ〜
3:実践テクニック編!〜情報収集術(12)〜
4:プロが教えない話外伝!〜リアルでの出会いを換金〜
それでは始まりです!!!
宮脇睦の連載記事
■心得其の131
「PVとはなんだ。それはマイケルが変えた世界」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2009/08/05/6185
■上場企業の裏側で見た0.2(マイコミジャーナル)
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/025/index.html
※急告:
バカ社長、バカ専務、バカ常務、バカ同僚などIT系の馬鹿話、
または理不尽な話などお聞かせください。
宛先 mailto:biz@as-mode.com
【第7回】下請けに「ありがとう」と言えない会社のリスク
http://blog.mutow-ms.jp/ec/keiei/post-441.html
◆マンガ「Web担当者 三ノ宮純二」-
第9話:VS Web屋。不動産サイトの攻防
が、先週末公開されました。
いよいよ残りあと3回です。ここから話が全部つながっていきます。
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2009/07/31/6150
気がつけば次回で200号。
創刊号が2004年の8月16日発行で満5年での達成となります。
昨年から隔週となり、正直に申せば「楽になる」という目論見も、なんだかんだと仕事と連載が増えて余裕が見えてきません。
その間に漫画の原作を手がけ、マイコミジャーナルの連載も加わり、手が空けば新しいリポートを書き下ろしたりしているのですから。
日本人的には「銭金」の話しはあまり好まれませんが、本稿は「ビジネス向け」ということで率直に書きますが、Web担当者Forum、マイコミジャーナル、通販支援ブログ、そして漫画原作は稿料を頂戴して書いています。
一方、本稿と時事メルマガ「マスコミでは言えないこと」はノーギャラです。
だからクソ忙しい繁忙期には書くことを迷うこともあります。
しかし、睡眠時間を削ってでも書いているのはそれが「基礎」だと考えるからです。
書籍をだすきかっけは本稿をベースにまとめたリポートを編集者に送ったことがきっかけでした。
その編集者は「マスコミでは言えないこと」の読者で、何度か手がけた本を送ってくれていました。
つまりノーギャラの2本が今の私を作りだしたといっても過言ではないのです。
どちらも「狙って」いたワケではありません。
いうなれば偶然。
一言で述べればラッキーだったということです。
しかし、最近感じるのが偶然には起こるべくして起きていることもあるということ。
これは以前に書きましたが、本稿がサンプルとなりWeb担当者Forumの連載に繋がったのですが、週刊連載は初めてで不安だらけでしたが、それまで2年以上毎週書いていた経験が支えてくれました。
そして、当初3ヶ月の連載予定が2年8ヶ月の最長連載となったのです。
200号記念連続企画。
今が未来を作るという話し。
続きます。
ツボや印鑑、DVDを買えとはいいませんのでご安心を。
真っ当な生活を送っている方にはご縁がないでしょうが、日本テレビのお昼の情報ワイド番組「思いっきりDON!」にて、司会の中山秀征さんが意味もなく繰り返したのが「まぐろ」。
テレビ朝日で放送された渡哲也主演ドラマのタイトルからなのですが、何度も繰り返し発言していたら、それが「なにをいってもイイコーナー」として確立したのです。
無意味なことでも繰り返せば意味が生じる・・・こともあります。
新聞記事は「両論併記」が基本で、裏付け情報を元に事実を並べることが使命だといいます。
だから逆に思っていることだけを書くわけにはいかないと新聞記者が語っていました。
一方で、一般人の他愛のない会話は偏っており、裏付けのない情報も気にせず語ります。
これが人から情報を収集する際のポイントです。
人の話には思いこみが加味されています。
気取った言葉で述べれば「バイアス」がかかります。
阪神ファンと巨人ファンの語る「プロ野球」が異なるようにです。
このバイアスがフィルターになります。
デイリースポーツの情報をそのまま語る阪神ファンもいれば、自分の分析を加える人もおり、まるでその場にいたかのように語るタイプもいます。
そしてこのバイアスは全てに共通し、ビジネスでもご近所トラブルでも、パートナーの悪口でも同じです。
バイアスが分かれば言葉の裏側を拾うのは簡単です。
先日、Web担当者フォーラムの「オフ会」に参加してきました。
端っこに座りひっそりとお酒を飲んでいただけですがなかなか面白いモノでした。
皆さん、ジョッキを片手に積極的に名刺交換し如才ない会話が弾んでいたようです。
実はこれ、ものすごく効果の見込める営業活動なのです。
と、いうのもインターネットという「物」がない世界に本能的な不安を抱える人は多く、一方「人」は直接会い話しをすることで「リアル」となります。
すると何かの際に「ネットで検索」した業者よりも、名刺交換した人にまずは話を聞いてみようとなる・・・確率が上がるのです。
で、実は。
ネット業者の多くがこうした「リアル」での出会いを売上に換金しています。
経営者の勉強会、異業種交流会、あるいは合コンを活用しているツワモノも耳にします。
そしてセミナーも理屈は同じです。