インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2009年12月25日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→予告、告知、当日と3回配信
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。Noradサンタ追跡サイト〜
3:実践テクニック編!〜情報収集術(21)〜
4:プロが教えない話外伝!〜来年のトレンド〜
それでは始まりです!!!
宮脇睦の連載記事
◆Web担当者 現場のノウハウ CMS入門号(ムック)
http://www.as-mode.com/check.cgi?Code=4844327968
Web担当者 三ノ宮純二が全話掲載されています。
■心得其の148
「営業の非常識が許される日。リアルアプローチもお忘れなく」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2009/12/16/6984
■意見を述べ給え・・・それは私の考えだというアイデア0.2
(マイコミジャーナル)
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/043/
◆通販支援ブログ
【第12回】企業が迷走する理由。ケータイの電話番号はどう入力する?
http://blog.scroll360.jp/ec/keiei/post-473.html
ある日クリスマスを楽しんでいない自分を発見しました。
それは今から10年以上前で、それなりにクリスマス料理を用意して、シャンパンを空け楽しんではいるのですが、ご馳走を食べ、妻や甥姪にプレゼントをあげることを喜んでいるだけで子供の頃のワクワク感とは全く違います。
「広告代理店」の仕事がそうさせたと気づき自嘲します。
フリーターから社会復帰してもぐり込んだ広告代理店の実態は運送会社でした。
当時の私は営業マン。
客のリクエストにハイ喜んでと安請け合いをしてきます。
巨大メディアグループの「流れを汲む」と自慢している会社ですから、社に戻れば誰かしら詳しい人間がいるだろうと軽く考えていました。
ところが運送会社に広告制作のノウハウはなく、チラシ作りすら「丸投げ」以外の方法を知りません。
すべてゼロからの立ち上げます。
季節性イベントの活用方法も手探りでした。
そして気がつくとクリスマスの商業的仕掛けにうんざりしていました。
もちろん、その仕掛けの片棒をしっかりと担ぎながら。
商売として取り組むイベントにはノウハウが必要です。
「クリスマス」と題して商品を売れば客が来るわけではなく、サンタの衣裳を身に纏えば売上が増加するものではありません。
商品から開発するのか、店頭イベントで盛り上げるのか、告知はどうするのかと課題は山積みで、インターネットでもやることは同じです。
メルマガがあれば予告からはじまり、告知をし当日と、最低3回は配信しなければなりません。
イベントは思いつきではできません。
ノウハウを身につける方法はただひとつ。
自分でやってみる。
そして蓄積する。
これだけ。
真実は大抵愚直です。
ちなみにクリスマスを楽しめない理由には、仕掛ける側に廻ると当日には「飽きている」というのもあります。
よいお年をお迎えください。
今年もサンタ追跡サイト。googleで「Norad」で見つかります。
世界中を飛び回る動くサンタの映像でメリークリスマス♪
今年もサンタはWebでチェック♪
http://www.noradsanta.org/
新章突入して「テレビ」編。
事務所にはテレビがあり、仕事中はほとんどつけています。
文章を書いているときは音声を消しますが、画面に動きがあるとリモコン操作で状況確認します。
はっきりいってテレビがなければ、各種の原稿も書けなければ、本業のホームページ屋もままならないでしょう。
その理由は「トレンド」。
テレビで流れている情報は古い。
こう反論する人もいるでしょう。
その筋の最新トレンドに触れている人にとって、テレビで流れている情報は確かに古く、業界人の持つ最新情報には敵いません。
しかし、誰もが業界人ではなく、私が知りたいトレンドは「一般常識レベル」のことです。
するとテレビで報じられるぐらいが丁度よく、朝から晩までテレビを見ていると、トレンド情報を自然とゲットできるようになります。
年内最終号なので、鬼を笑わせましょう。
来年はAR(拡張現実)が大騒ぎされることでしょう。
ARとは現実の画像に色んな情報を加工するサービスの総称で、ケータイなどを使い「風景」とホームページの情報を重ねるものといえばイメージが湧くでしょうか。
厳密にはこの説明では不足なのですが、メディアが大騒ぎするのはここら辺でしょう。
なぜか? スポンサーを紹介しやすいからです。
トヨタはARを使ってこんなサービスを。
マクドナルドはARでアルバイトの自己紹介をはじめました。
などなど。
しかし大騒ぎされることと定着するのは別次元の話し。
確実に生活に浸透していくサービスだとは思うのですが、大騒ぎするほどのブームになるかといえば首をひねり、「QRコード」のように気がつけば定着していたとなるのではないかと。
来年といえば1年後の「Twitter」も興味津々です。