インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2010年1月15日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→ギャラの有無というのは本末転倒
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。運鈍根〜
3:実践テクニック編!〜情報収集術(22)テレビ編<2>〜
4:プロが教えない話外伝!〜ヒルズダイエットと加圧トレーニング〜
それでは始まりです!!!
宮脇睦の連載記事
◆Web担当者 現場のノウハウ CMS入門号(ムック)
http://www.as-mode.com/check.cgi?Code=4844327968
Web担当者 三ノ宮純二が全話掲載されています。
※コメントありがとうございます! かならず返事を書きますので
是非、ご意見・ご感想をお寄せください。
■心得其の150
「エスキモーに氷を売っても、いらない社長にホームページを売るな」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2010/01/13/7071
■隗より始めない棚上げ0.2な人々(マイコミジャーナル)
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/045/index.html
◆通販支援ブログ
【第12回】企業が迷走する理由。ケータイの電話番号はどう入力する?
http://blog.scroll360.jp/ec/keiei/post-473.html
今日は小正月。
と、いうわけで明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
ひょんなことから「物書き」を始めて、まる4年となります。
メルマガやブログから数えればもっと永いのですが、「ギャラ」を頂戴してからのカウントで素人時代に憧れた「締め切り」に追われる生活も3年を越え、昨年から毎週2本に追われ、最大4本の締め切りが背後から襲ってきたときは逃げ出す漫画家の気持ちが理解できました。
そして今も新企画の準備に追われています。
さて、そんな中、この「伸びる会社は知っている」は無料です。
平たくいえば持ち出しです。
それでもギャラの貰える執筆の合間に続けているのは「FAXマガジン」とあるところに理由があります。
総計1000名弱に「メルマガ版」としてお届けしていますが、もともと「FAX」で取引先や知人に送っていました。
業務の打ち合わせで話しそびれてしまったり、時間の関係で紹介できなかった「伸びる方法」を伝えることで互いに成長できればという願いを込めて始めたものです。
そしてこれが「営業」に繋がると気がついたのは副産物です。
「営業」とは新規開拓ではなく、いわゆる「顔見せ」で、定期的に客先を訪問して顔を見せるのは営業職の基本です。
しかし、時間とタイミングから毎週通うことは現実的ではありません。
それがFAXなら、毎週(2007年まではほぼ週刊発行)確実に客先に「顔を出す」ことができます。
そう、ありていにいえば「営業活動」で、だからギャラの有無というのは本末転倒なのでした。
最近、メルマガの発行が滞り、あるいはやめる会社をよく見かけます。
これはメルマガの位置づけにより異なりますが「営業ツール」として再考して本当に不要でしょうか? ブログとメルマガの違いについては次回に。
小説家の故宇野浩二さんが「小説家の才能」を問われての答えです。
運はそのまま運。
鈍とは適当に頭が悪いこと、根とは根気。
なるほどこれは商売の世界にも当てはまります。
運と根気は全てにおいて大切です。
そして一般的に「頭」は良い方が良いように思われますが、頭が良すぎる人は商売に向きません。
なぜなら商売から「博打」の要素を排除できず、そこに飛び込めるのは適度な頭の悪さ故です。
結論を述べれば最近のテレビはつまらなくなっています。
予算の減少をその理由に挙げますが、一番の理由は冒険を犯さなくなったことでしょう。
視聴率を確実に稼げるタレントを揃えて、外れない企画を用意して、分かりやすい編集で放送します。
これはニュースや情報バラエティも同じです。
しかし、だからこその「視聴方法」もあります。
そのひとつが「消音視聴」です。
早朝から深夜まで同じニュースが繰り返されることは毎日のことで、番組も人も変わってもコメンテーターと称する人の「問題提起」まで同じです。
芸能ニュースなどは27時間ほど同じネタを繰り返しています。
これだけヘビーローテーションで「垂れ流し」されると「消音」でも概要は掴めます。
そして「初めて」の映像の時だけ、音をいれチェックします。
繰り返し故に目の端に映る映像だけでも「違い」が分かるのです。
メルマガ版の読者にはホームページ屋さんが沢山います。
競合企業の動向は気になるところですが、いわゆる「同業者」のサイトをチェックしていつも首をひねります。出来不出来ではありません。「営業戦略」が違うからです。
具体例を持って説明するなら、ヒルズダイエットと加圧トレーニングの違いといったところでしょうか。
ヒルズダイエットとは栄養バランスのとれた特定の食品を食べるだけで無理なく痩せるダイエット方法で、ホームページを発注すれば成功するかのようなイメージを訴える「ホームページ屋」のそれと重なります。
これを否定しません。
しかし、私が目指すのは加圧トレーニングで、ホームページをいじりながら体質そのものを変化させます。
メールを活用することで拡がる可能性にホームページで出会える客がもたらす利益を知ること。
同業の皆さん。その違いをお楽しみください。