インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2010年3月12日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→退社した社員はいま何していますか?
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。歴史は商品〜
3:実践テクニック編!〜情報収集術(26)テレビ編<6>〜
4:プロが教えない話外伝!〜バーチャルな世界を作る仕事〜
それでは始まりです!!!
■美肌鍼発見。老いると細胞分裂も鈍くなるとのこと。
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■心得其の158
「ツイッター成功事例の裏を読む。デルの成功事例はたった2千円」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2010/03/10/7513
■学校という特殊な空間が生み出す「先生0.2」(マイコミジャーナル)
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/053/index.html
◆通販支援ブログ
■ツイッターをはじめるまえに(通販支援ブログ)
http://blog.scroll360.jp/ec/keiei/post-484.html
いま注目のお笑いコンビは「Wコロン」。
と、いっても足立区民にはお馴染みのと・・・いってよいのか微妙ですが、地元の「ケーブルテレビあだち」の情報番組でキャスターを務めています。
正直に申せば、誰だ? こいつら。
と呟いていましたが、関東AMラジオの文化放送「寺島尚正 ラジオパンチ」で中継の声に聞き覚えがあるなぁとある日気がついたのがWコロンでした。
Wコロンの快進撃を私が発見したのはテレビ朝日の深夜番組「アメトーーク」から。
「雨上がり決死隊」が司会を務め、毎回様々テーマに沿った芸人がまつわるエピソードを紹介する番組で「家電芸人」「ガンダム芸人」などのヒット企画が次々と生まれています。
「町工場芸人」という企画でWコロンの片割れ「ねずっち」が登場しました。
テンポもトークもエピソードも好意的に表現しても「ぬるい」のですが、鋭く切れる「なぞかけ」は圧巻です。
「○○とかけて××ととく、そのこころは?」というあれです。
次に見たのは日本テレビ「ミリオンダイス」。
企画は「なぞかけ100連発」。見事クリア。
同じく「おもいっきりDON!」にも出演。
すべての「なぞかけ」は水準以上の品質で答え、私の見立てでは林家正蔵(旧こぶ平)のレベルは軽く超えています。
そして我が町足立区では、ようやくブレイクした彼らを応援しようという空気がありません。
これは中小企業にも通じます。
身内を低く査定するのです。
日本人的な謙遜ではなく、不当に低く評価されている社員は沢山います。
社員はいずれチャンスを掴み会社を離れていきます。
その後も「目下」として軽く見下し、失った物の大きさに永遠に気づきません。
退社した社員はいま何していますか? そこに成長のヒントが眠っているかもしれません。
Wコロンは「一発屋」っぽいのですが、それでも「0」よりマシ。
ガンバレなぞかけ芸人。
竜馬バブルの話しではありません。
ルーツを高知城下にもつ私としては嬉しい限りですが、ちょっとはしゃぎすぎな気もします。
歴史とは個人史、あるいは経歴、経験。
若さは可能性という輝きを放ちますが、ベテランが持つ安心感は望んでも無理です。
これが商品価値になることを知らない企業が多すぎます。
人に歴史あり。
あとは「換金」する方法をしれば、重ねた人生は黄金色の光芒を放ちます。
上のコラムと重なるのですが、テレビ活用はチャンネル選びも重要です。
東京の場合、地上波は民放5局、NHK2局あります。
このなかで「ニュース」に限れば、NHK教育を除いた6局ですが、実はどれも似たり寄ったりの「ネタ」ばかりで、これは音を消した「差分視聴」で十分理解できます。
官公庁の発表するネタは「記者クラブ」があり、芸能も招待されて取材し、視聴率がとれそうなネタだけを放送するので偏るのです。
人と違うニュースを仕入れるなら「ローカル局」です。
東京なら「東京MX」、埼玉なら「テレ玉」など。
またケーブルテレビが独自に制作する「地元情報番組」も侮れません。
東京MXの芸能ネタはキー局が捨てるようなマイナーなネタも放送します。
予算の関係上、取材したものを全て流しているのでしょうが、これが存外に役立ちます。
次回はケーブルテレビ局について。
どの業界もそうですが、ホームページ屋さん業界は特に「自己啓発系」にはまる傾向があります。
今回はその理由について。
大きく分けてふたつ。
まず、ネットへの信頼があり、ホームグラウンドで得た情報に親しみを込めて接してしまうのです。
これはツイッターを見ていてもそう。
ツイッターの「つぶやき」は根拠が明示されていない情報が圧倒的に多いのですが、著名人が発したというだけで好意的に解釈している人を多く見かけます。
そして自己啓発系はその亜流も含めて、ネットを主戦場としているものが多く、鴨が葱を背負ってやってくるようなものです。
もちろん、ツイッターには鴨を狙うハンターが沢山います。
つづけてもう一つ。
バーチャルな世界を作る仕事がら、自己啓発が語る妄想の「論理性」に違和感を覚えなくなる傾向があるのです。
平たくいえば「机上の空論」ですが。