インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2010年8月27日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→大人としての見識を疑います
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。できることをやる〜
3:実践テクニック編!〜情報収集術(33)新聞編<6>〜
4:プロが教えない話外伝!〜クリエイターの虚栄心〜
それでは始まりです!!!
■心得其の181
「成功する人だけが知るビジネスマナー」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2010/08/25/8606
■グーグル提携の前に霞む"国民の生活が一番"と「ヤフー対策0.2」
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/076/index.html
■通販支援ブログ
【第19回】ツイッターはやるな
http://blog.scroll360.jp/ec/keiei/post-513.html
※来週、20回が公開されます。テーマは「ツイッター続編」。
いいきります。
油断していたら1ヶ月あいてしまいました。
お詫びの意味をこめましての「それをいっちゃあおしまいよ」号です。
ツイッターを中心に「大人の事情」に踏み込みます。
ネット界では・・・というかネットの住民の間で話題騒然となった「ホリエモンの副業」とは、ホリエモンこと堀江貴文氏がツイッターで特定のキーワードをつぶやくと広告収入を貰えると「ひろゆき」が暴露した事件です。
ひろゆきとは「2ちゃんねる」の創始者であることから一部の世界で熱狂的な支持を集めており、堀江氏も一般社会においてはすっかり「あの人は今」であってもやはり一部にファンが残っており、そこをマーケットにタレント活動に勤しんでいます。
つぶやきが広告になる。
これが衝撃だったようですが、ちゃんちゃらおかしな話しです。
ひろゆき氏の話が事実だとして、具体的に「キーワード」で契約を結んでいるとしたら、その点においては画期的・・・というかタレントチックで楽しいのですが、女優さんや著名人がブログやホームページで「友人の○○」と紹介するのも似たような事情があってのことです。
そしてWEB業界人の「トレンド予言」の大半は、技術的な裏付けやマーケティングから結論ではなく、自分が関係していたり、友人が薦めているプロジェクトだったりを「次にくる波」とします。
有り体に言えば自分の利益のための発言。
見抜くのは簡単。
WEB業界人の会社が何をやっているか、直前のブログ、あるいはツイッターで「誰と会っていたか」をチェックすると事情が透けて見えます。
しかし、堀江氏の広告が事実だとすれば、「秘密保持契約」も交わしているでしょうから、ぺらっと暴露したひろゆき氏の大人としての見識を疑いますが、同時にそんな氏にぺらっと話した氏もまた氏で類友ということなのでしょうね。
目標達成で一番難しいことは時間の確保です。
技術、金銭、人のつながりなどは時間をかければ殆どが解決できます。
問題はその時間が我々に残されているかです。
例えば新しいビジネスにチャレンジするために「勉強」するとしても結果がでるまでに時間がかかります。
それではあきらめるか。
いや、いまできること。
これをとにかくやることが結果的に一番の時間節約となり、目標達成への近道となるのです。
最近、新聞を読まなくなったという話しを耳にします。
永い人では10年以上、最近でも3年間だとか。
もったいないですね。
こんなに得する情報源はないのですから。
それは「チラシ」。
オフィス街にお住まいの方は別として、新聞には近所のスーパーマーケットなどのチラシが折り込まれます。
ここに特売情報が溢れているのです。
素麺ブランド「揖保の糸(300g)」が148円、伊藤園烏龍茶2lが88円、国産若鶏の胸肉が100g19円などなど。
ノーブランド品はともかくブランドの烏龍茶は168円ぐらいはするもので、こうした「差額」を積み重ねるとすぐに新聞代になります。
ネットで特売情報をという反論もあるでしょうが、本当の特売品は大手スーパーより現金仕入れの地場の店で、ネットに掲載するとメーカーから怒られる商品も多々あるのです。
そしてなにより茶の間で「相場」を知ることができます。
ホームページ作りに関わって10年以上経ちますが、いまだに10年前に学んだHTMLを手打ちしています。
時代はすすみXHTMLにブログ、その他諸々が登場し、必要に応じて覚えていますが、完全に乗り換えることはこれからもないでしょう。
基本は変わらないからです。
と、いうか「作り手の論理」で登場するモノが多く、お客のコンテンツや商売とは関係がないのです。
最近でいえば「ツイッター」の周辺ツールなどもちょっとした改造で「おもちゃ」がつくれるので、クリエイターの虚栄心を満たしますが、本質においてはブログ+フィード、あるいはホームページ+コピペと変わりません。
もちろん、技術屋さんが新しいモノに取り組むのは当然ですが、結論を述べればこの技術が「退化」しつつある理由は次回。
いまはHTML5なるものが騒がれていますが・・・いつも同じネタでこの業界は騒いでいます。