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社員を「平等」に扱うのは愚の骨頂|ITジャーナリスト宮脇睦によるIT時評「伸びる会社は知っている」

社員を「平等」に扱うのは愚の骨頂|伸びる会社は知っている(第228号)

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■第228号社員を「平等」に扱うのは愚の骨頂

インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。

2010年11月12日発行号
目次♪

1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→社員を「平等」に扱うのは愚の骨頂
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。なら、いまやる〜
3:実践テクニック編!〜情報収集術(38)ご近所編<2>〜
4:プロが教えない話外伝!〜本音は「予算がいらない」〜

それでは始まりです!!!

1:新着情報

宮脇睦の連載記事

■心得其の191
「俺は客だ」という傲慢を切り捨てる高飛車営業という心得
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2010/11/10/9096

■自転車漕ぎながら両手にAppleの達人女性「iPhoneで誕生したマナー0.2」
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/087/index.html


■通販支援ブログ
【第22回】ゲゲゲの幹部養成法。士官と兵士と進軍ラッパ
http://blog.scroll360.jp/ec/keiei/post-531.html

2:伸びる会社は知っている!〜社員を「平等」に扱うのは愚の骨頂〜

 お金持ちを悪し様にいう人がいますが、本当のお金持ちというのは謙虚で、したたかです。

 恨みを買うリスクとマイナスを知っており、お金の使い方を熟知しています。
 唐突にはじめましたが、今回は20年近く不景気な日本の処方箋。
 もちろん企業にも通じます。
 
 「人に投資」するのは上手なお金の使い方のひとつです。
 これはと見込んだ人に金は惜しまず、知り合いに紹介しアドバイスするなど「物心両面」から応援します。

 この投資は相手が成長する分だけリターンをもたらすので期待値は無限大です。
 おまけに感謝までされて。
 これはもちろん「社員」でも同じです。
 
 社員を「平等」に扱うのは愚の骨頂です。
 労働基準法が定めるところの「平等」のはなしではなく、能力による「差別」です。

 能力の低い人間を虐げるのではなく「みどころ」がある社員に積極的に「チャンス」や「立場」、あるいは「時間」を投資するということです。

 特に時間は経営管理上の「人件費」と同義で、自由時間を与えるということは、応分の時給を支払っているのと同じことです。

 ところがここで「悪平等」が首をもたげ、収益を生む苗木と雑草に同じ分量の肥料と水を与えます。

 そして苗木にだけ「伸びろ」と期待するのは人情としてわかりますが、これでは苗木が根草れをおこしてしまいます。

 兄弟でも個性にあわせた育て方が求められる時代です。
 社員を平等に扱うことは、非効率な投資で、正しくないお金の使い方です。
 
 この話しを「事業」や「部門」に置き換えると企業と国と重なります。
 お金の使い方は技術ですから後天的に身につけることができます。

 国家も同じく・・・と言いたいところですが、政権交代したら「一律バラマキ」の悪平等政策ばかりで・・・不景気な話しで終わってすいません。
 

<つづく>
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3:閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。なら、いまやる〜〜

 中学二年生で「勉強」を自主卒業したので、高校受験は中二までに学んだことで勝負しました。

 高校は「卒業」だけを目標に絞れば、学力はさほど必要ではありません。

 ところが社会人となり「学力不足」を補う自主努力が不可欠となり苦労しましたがやり遂げて今にいたります。

 いま、受験を控えた中三の甥の勉強をみるために中三の勉強をするハメに。
 後で苦労するぐらいなら、いまやるべきと痛感中。

<つづく>
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3:実践テクニック編!〜情報収集術(38)ご近所編<2>〜

 今日からできる方法を紹介します。
 通勤ルートを変えます。

 駅から会社までの道順を最短距離ではなく、すこし遠回りをしたり、電車の路線を変えたり、いつも寄らないコンビニを利用したりと目に映る景色を変えてみるのです。

 これにより「情報処理能力」をチェックすることができます。

 見慣れた景色なら、新たな情報を収拾し識別する必要もないのですが、「新天地」を前にして、無意識下で脳は忙しく仕事をしているのです。

 これが表層意識に表れると「面倒」あるいは「落ち着かない」となります。
 そしてそう感じることは、重大な問題があることをあなたに教えてくれます。

 すなわち「情報」を受け取るアンテナが錆びていたり、情報処理用のプロセッサが旧型になっている証拠なのですから。
 
 生物は「保守的」で、環境の変化を嫌います。
 そして人間だけが自らの意志で環境を変えることができます。

<つづく>
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4:もっと実践編!〜本音は「予算がいらない」〜

〜できた端から公開する〜

 今回はいま話題の「ユーチューブ」について・・・ではなく、それを取り上げる「テレビ」のはなし。

 尖閣諸島沖での「公務執行妨害&領海侵犯」事件の映像が「公開」されましたが、公開に使われた「ユーチューブ」が繰り返しフィーチャーされています。

 視聴者の中にはユーチューブが珍しい人もいるでしょうが、「投稿の仕方」まで紹介する本音は「予算がいらない」からです。

 映像は「画面」を流せますし、専門家を出演させてもカメラ一台でロケは成立し、さらに識者のギャラは安く「記念品」だけの場合もあります。

 そしてこれは「芸能人」にも当てはまり、ブログやツイッターでの「発言」をしつこく繰り返すのはまったく同じ理由です。

 芸能人の「FAX報告」がはじまったころは、芸能リポーターを事務所や自宅に飛ばし、中継車を用意して実況中継したものですが、いまや経費が削られ、「画面」だけで番組に仕立てます。

<つづく>
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