インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2011年3月11日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→そして会いたくなります
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。坂道を選べ〜
3:実践テクニック編!〜情報収集術(44)ご近所編<9>〜
4:プロが教えない話外伝!〜社名入りメールアドレスのほうが便利〜
それでは始まりです!!!
■住み易いに一票(笑) http://www.adachijimin.com/enq/
宮脇睦の連載記事
■心得其の207
手軽で実用性の高いサクセスストーリー。ペンだけで作れる販促コンテンツ
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2011/03/09/9891
■マイコミジャーナル
高すぎる携帯料金への邪推とガラパゴスゾウガメの気持ち
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/103/index.html
■マイコミジャーナル
高すぎる携帯料金への邪推とガラパゴスゾウガメの気持ち
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/103/index.html
今週号の週刊新潮「岡本太郎、女と母」は出色。
ノンフィクション作家「増田晶文」さんの寄稿で、太郎と母の関係から生涯の伴侶へと影を重ねて結びます。
原色で描かれた太郎と母の人生を見事にまとめ、短さがかえって爽快感を生み出す仕上がりです。ぜひ、ご覧ください。
増田さんの回し者ではありません。
もちろん、新潮とも無関係で、仕事をしたこともありません。
今回は小さな企業や個人事業主、あるいは企業を目指している「予備軍」に捧げる人脈の作り方。
増田さんとは昨年の週刊ポストの「ツイッター亡国論」の特集で、お会いして名刺交換していましたが、それっきりです。
今回の記事はまったくの偶然で、大河ドラマ「お江」についての記事に興味があり手にし、巻末のモノクログラビアで久しぶりに常盤貴子さんをみつけ、岡本太郎のパートナーを演じるとキャプションに関連記事があると誘導され、数行読んだら引きずり込まれ、読後に「あ、増田さんの記事だ」と気がついたのです。
そしてメールしました。
いち読者として素直な感想と感謝を伝えたくなったのです。
すると返事が。今後ともヨロシクと添えて。
社交辞令でも嬉しいですし、「縁」とはこうしてつながり、拡がっていくのだと再確認しました。
思い出せば創業期、見ず知らずの人にメールを出し続けたものです。
企業経営者、政治家、作家、地元の商店主など、先方のメリットになると思う「提案」や、作家には「感想」を送りました。
返事を期待せずに。
もちろん大半は無視されます。
しかし、ごくまれに「リアクション」があります。
それがきっかけとなり「人脈」になることは珍しくありません。
実際「経営者」で「物書き」の立場になるとわかります。
提案や感想は嬉しいのです。
そして会いたくなります。
どちらも日頃、批判される仕事であることも理由なのでしょう。
人間というのは怠惰な生き物だと甥を見ていて実感します。
私も相当怠惰な人間ですが、ネイティブな怠惰さは感動すら覚えます。
もちろん、このまま大人になれば人として終わってしまうでしょう。
そこで、約束させたのがこの言葉。
「平坦な道と坂道があれば坂道を選べ。近道と遠回りがあれば遠回りを、追い風と向かい風なら向かい風」
怠惰が許されない環境に追い込めば、少しは人間らしくはなれるかと。
今回は完全に脱線して「日教組教育」について。
商売をしていたり、志していたりしていて、地主=悪という印象を持っているなら今スグ捨てましょう。
地主だから悪人というのは日教組教育=マルクス・レーニン思想で、悪い人もいれば良い人もいるのは、地主も一般人も同じです。
地主=経営者=金持ちとは「資本家」で、「労働者」から「搾取」している構図を説明するには悪人である必要があったことが理由です。
善悪の二項対立にすると、分かりやすくなるのは戦隊ヒーローものと同じで、私が小学6年生の時の担任教諭は「社長は資本家、労働者である社員のほうが偉い」と社会の時間に児童を思想教育していましたからね。
ちなみに自衛隊は違憲だとも。
社会にでると、そう単純でないことを知ります。
しかし、思想教育を施されていると「クセ」となり残り、地主=悪という主観をベースに考えてしまいます。ご注意ください。
今回は業界裏話。
「Facebook」について。
私は海外向けのチャネルとして、商用利用できるを期待しています。
Twitterと比べれば、断然商売向きです。
関連書籍も登場し、日経新聞系列は盛り上げるのに必死です。
では、実状はというと・・・殆どの関係者が眉に唾を塗ってみています。
使わなければという強迫観念からアカウントはとってみたものの、現実は忙しく、また使わなくても日常の不便はまったくありません。
転職が日常の米国では「会社ドメインのメールアドレス」はすぐに変わるので、個人に帰属するFacebookのアカウントが意味を持ちますが、同じ会社に居続ける日本では社名入りメールアドレスのほうが、所属を明示でき便利です。
匿名、実名の壁もありますが、なによりメリットがない・・・というのが業界の本音。
ただ、祭りは盛り上げた方が儲かるので騒ぎますが。