インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2011年9月22日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→費用対効果に時間軸を
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。台風一過〜
3:実践テクニック編!〜情報収集術(56)ご近所編18〜
4:プロが教えない話外伝!〜Web屋の選び方〜
それでは始まりです!!!
宮脇睦の連載記事
■マイコミジャーナル
これからはGoogle+ 。「Facebookはどこへいったの?」とは聞かないで
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/130/index.html
■Web担当者Forum 現場の心得其の233
売れないモノでも売るブラック・テキスト芸 基礎編
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2011/09/21/11162
■通販支援ブログ 孤独な社長の裏マニュアル
【第31回】最強コンテンツ「客の声」の集め方
http://blog.scroll360.jp/ec/keiei/post-587.html
なんでもブームは煽るもので、スマホしかり、Facebookしかり、韓流しかりです。
そして最近では「ブームは作るもの」と開き直りが幅を効かせています。しかし、そもそも論でいえば、この「作る」とは「ブーム」となるそのもののメイキングを指すもので、無理矢理「流行」を演出することの意味ではありません。
前者はかつてのアイドルグループ「おにゃん子くらぶ」が中高生を中心に支持が広げたのに対し、ある時期から流行そのものを演出していった後者がAKB48です。
後者はそれをマーケティングという言葉で正当化します。
いまのスマホは100%後者です。
ケータイ業界とは特殊で、回線の提供だけではなく、端末の仕様決定から供給台数まで支配しています。
つまり、ユーザーが望むと望まざるとを無視して、売りたい商品を市場に流せるのです。だから、本来、スマホを不用とする人にまで押しつけ不便を強います。
先日、永いお付き合いの社長からスマホを持つべきかと尋ねられました。私は答えます。
「操作を覚えるのに2週間。どうします?」。
さらに続けます。
「アプリ」という応用ソフトをいれ、その操作を覚える時間も必要。さて、どうしますか。
社長は日頃、手描きの手帳をもっており、スマホに書き込めるようになれば、情報の一元化ができると目論んでいたのです。
そしてあきらめました。
週休二日で時間ばかりが余っている人なら、こんな心配はいりません。しかし、多忙を極める人にとって、操作を覚える時間に仕事が滞る「ロス」も計算しなければなりません。
すこし気取って言えば「費用対効果の計算には時間軸も必要」ということです。
損するぐらいならブームに付き合う必要はありません。
作られたブームは費用回収すると収束に向かいます。
そのとき、置き去りにされるのはユーザーとファン。
熱病の代償というには残酷です。
ものごころがついた頃、高知県の中村市(現四万十市)でした。
そこに訪れる台風はもの凄く、また当時の木造住宅は各所が脆く、台風がくると父親が雨戸に釘で板を打ち付けて補強したものです。
そして細かな破損ですめばラッキー。
大人達は口々に大変だとぼやきますが、澄み渡る青空をみた子供心は昨夜とのギャップに物語をみたように興奮したものです。
大変ですが、空は青く澄み、今朝、足立区舎人に秋空を運んできました。
草加市から西へ移動すると川口市です。
JRの駅を中心としたエリアは商業地として発展していますが、私の散歩コースは工業団地と住宅街です。
川口市にはいって目につくのは「地区」。
いわゆる旧地名が、町内の看板などに、いまでも使われているのです。我が町足立区でも、押部地区や諏訪地区など、いちぶで受け継がれていますが、ここまで定着していません。
私が頻繁に足を踏み入れるのは新郷地区と安行地区です。
そして現在の行政区分で比較しながら歩くと「集落」というのが、かつてどうあったのかが朧気ながら見えてきます。
大雑把に言えば、地区と地区の居住地が開いているのです。
自動車で移動すれば僅かな距離で、気づくこともありませんが、「歩く」と見えてくる境界線が「集落」の分かれ目と知ります。
そして隣同士は仲が悪い・・・については次回。
ちょっと禁断のネタに触れるのは三連休の谷間の三連続勤務に追われて、無難なものを用意できなかったから。
Web屋(ホームページ制作業)の実力を試す方法です。
打ち合わせのその場で「無茶ぶり」をします。
一押し商品を用意して、その場でキャッチコピーや商品説明、あるいは「長所」をいくつか上げさせます。
また、売れそうな「客層」をピックアップさせるのも効果的です。
説明が求められれば答えてあげます。これに回答できれば「客の側に立つ姿勢」と「売るための視点」をもっているということ。
Web屋にとって欠かせない視点ですが、残念ながらもっていない業者が殆どです。
業者選定の際はお試しあれ。
ただし、キャッチコピーから、商品説明、イベント企画まで「自分がやる」ので製作専門の業者を探している方には不用な方法。
だいいち、そんな業者なら探す苦労はいりません。