インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2013年10月18日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→現代人の「行動習慣」
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。古典に学ぶ〜
3:実践テクニック編!〜ネタの探し方(16)〜
4:プロが教えない話外伝!〜実用的な動画としてオススメ〜
5:オススメ情報
それでは始まりです!!!
※最新記事は2本です。ぶろぐでオリジナル記事を配信してます。
■マイナビニュース
新聞は死んだ。産経を見限った新聞0.2
http://news.mynavi.jp/column/itshacho/236/index.html
■Web担当者Forum 第331回
元気な会社を証明するコンテンツとは?
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/10/16/16227
コンテンツにおいて「置き換え」で作文する方法について前回紹介しました。それは実名をだすと問題が発生するケースにおいて有効で、わたしのマイナビでの連載もこれにあたります。
それはコンテンツにおいて実名は出さないほうが良いと言うことではありません。むしろ、出せる実名はだすべきなのです。
理由はSEOになるから。
SEOとは検索エンジンの上位に表示されるための考え方と、小技の総称ですが、いま「とりあえず検索」は一般的な行動習慣です。
そして実名や企業名を具体的明記するだけで、検索エンジンの上位に表示されることは珍しいことではないのです。
ツイッターやブログでも、固有名詞を明記しているケースは少なく、あってもコンテンツとしての厚みがないものばかりです。
下世話な話しですが、間男発覚事件をおこした「矢口真里」さんについてブログを書いたところ、あるキーワードとの組み合わせで検索結果の上位となりました。
特別なことをしたわけではなく、固有名詞を意識的に明記しただけのことです。有名人だから・・・ではありません。
街角のオジサンでも、業界内の変わり者でも、なにかの拍子に検索されることがあるのは、現代人の「行動習慣」だから。
ここからもうひとつの理由が生まれます。
名前を記載した個人や企業が、記載したサイトを見たと周囲に声を掛けられ、記載された本人が、その体験をあちらこちらで触れ回ってくれる、つまりはクチコミが起こるのです。
記載するのはもちろん「良いこと」であるのが前提。
あとは結果を待つだけ。
いちいちSEOの仕掛けを考えていたらくたびれてしまいますので。
普通の文章=コンテンツに実名を入れ込むだけで結果がついてきます。ちなみに矢口真里さんのときは「どこに」でヒットしてました。
ネットという新しいものを過剰礼賛する世界に生きていると自分を見失います。それを変化とか、成長という言葉で上書きしても、実態は同じ、時代に流されているに過ぎません。
ブログがツイッターとなりフェイスブックに置き換えて同じ言葉を吐いているのは迷走の証です。
だからときおり「古典」に触れます。
学がないのもありますが、未読の古典は数限りなくあり、しかし歴史の審判に耐えた古典は冷静さを取り戻せます。
オジサンは動画好き。
企業向けホームページを作る際、かならず動画を入れ込みます。
戦術戦略ではなく、社長の満足のためです。
中小企業なら、ホームページの決定権は社長が握っているもので、彼らを満足させるのに動画は最適です。
しかし「iPhone問題」が起こります。
動画的なコンテンツはフラッシュで作ることが多く、しかしアップル系のモバイル端末では、基本設定のままでは見ることができなくなってしまったからです。
そこで、jQueryをつかったスライドショーで逃げるのもありですが、実用的な動画としてオススメするのが「Youtube」です。
ニコ動でも結構ですが、要するに企業のイメージビデオをつくって、それを掲載してしまうのです。
複雑に考えることはありません。
携帯やスマホで撮影し、簡単な編集ならネットでもできますから。
オジサンは粗雑でも動画が好きなのです。