インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2013年12月6日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→「時間軸」が生まれること
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。塩と砂糖と油〜
3:実践テクニック編!〜ネタの探し方(19)〜
4:プロが教えない話外伝!〜テレビサイズを理解している芸人〜
5:オススメ情報
それでは始まりです!!!
■マイナビニュース
伊勢谷友介の求めるチゲ鍋と特定秘密保護法に見つける知る権利0.2
http://news.mynavi.jp/column/itshacho/243/index.html
■Web担当者Forum 第338回
ウェブはひとつのマーケティング装置。SNSを嫌う客もいる
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/12/04/16530
今年の年末は比較的のんびりした作業量と見越していたので、クリスマスラリーと呼ばれる歳末の株式取引でも楽しもうかと考えていました。
忙しいのはいつものことですが、歳末の多忙は広告代理店に勤務して以来の恒例行事で、それに比べれば余裕がある・・・と思っていたのが見通しの甘さです。
パーティーに呼ばれ、懐かしいお客さんからの依頼があるなど、どうやら「のんびり」とは行かないようです。
前回をお読みの方なら、アレ? と首をかしげたことでしょう。
連載を続けるコツで、字数の限りで筆を置いた前回から続くと予告していたからです。
・・・お気づきでしょうが、これもあざといテクニックのひとつ「すかし」です。
あくまで楽しみに待ってくれている読者がいる。
というおこがましい前提がありますが、そうでも思わなければ書き続けるのも困難で、根拠のない自信を持ち続けることも、連載を続けるコツです。
前回から引き継ぐメリットはまだまだありますが、連続すると、くどくなりますし、なによりその手法に甘えてしまいます。
シリーズ連載ならともかく、一話完結もまた連載を続けるコツ。
新しい読者がスムーズに入り込め、毎週ネタを考える「リズム」ができるからです。
というわけで機会があれば、また紹介しますが引き継ぐシリーズは今回でひとまずピリオド。
最後に紹介するメリットは「時間軸」が生まれることです。
例えば本稿は隔週で、月2回発行しており、すると次回の発行が今年の最後。
すると「続く」をあと2回やれば、越年します。
来年は消費税増税を睨みながら、駆け込み需要を喚起しつつ、増税後に備えなければならず、期待された法人税減税は見送りの公算が高く、増税不況は目の前にあり、暗澹たる気持ちにつつまれる前に需要の先食いで・・・と、本稿の時間から未来の話題に飛ぶことができる・・・と、これはネタの水増し技です。
昔、甥っ子を預かっていたとき、料理の能書きを話して分かるほどの知識はなく、一般的な情報の解読力も怪しいことから、端的に「旨い」の理由を説明した言葉がこれ。
人は塩と油を旨いと感じるのです。
ポテトチップスなどまさに最強。
ついで砂糖。体が欲します。
すべて摂取過ぎれば「体に悪い」と言われるもの。
もっといえば体に悪いとは旨い食べ物の代名詞。
いわば「トレードオフ」。
人生「ぜんぶ」はとれないと教えます。
先日、テレビ番組の制作会社から取材を受けました。
前回と同じ書き出しですが、コピペではありません。
日曜日の某報道番組の取材は前日の夜8時過ぎ。
電話で質問に答え先方において1時間検討の結果、不採用となります。
声を掛けておいて失礼だろうとはいいません。
わたしも取材させていただきながら、不採用としたネタは沢山ありますので。
その番組を見ていないので、企画自体がボツになったのか、別の有名な識者が捕まったのかはわかりませんし興味もありませんが、前回も触れたようにテレビはキメうちをします。
すると彼らの興味を惹くように先回りして発言しなければ採用されません。
つまり、テレビにでている識者の大半は「テレビサイズ」を理解している芸人です。
ITやネットを切り口とする芸人なので珍妙なことをいうわけですが、問題はその「珍説」を信じる素人が多く、これはテレビの罪です。