インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2014年5月30日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→風呂敷を広げなければ、なにも包めない
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。リスクを取る〜
3:実践テクニック編!〜ネタの探し方(30)〜
4:プロが教えない話外伝!〜ジジィがいなくなると、成長が鈍化〜
5:オススメ情報
それでは始まりです!!!
■マイナビニュース(昨日公開!)
銀行のセキュリティ対策が遅れる理由はネットバンク0.2
http://news.mynavi.jp/column/itshacho/267/index.html
■Web担当者Forum第361回(本日公開!)
コピペから始めるファイル管理ルール、世代管理で作業効率を高める
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/05/28/17554
■通販支援ブログ(先週公開:最新号)
【第56回】溢れる肉汁でよだれを誘うための動画の活用
http://blog.scroll360.jp/ec/keiei/post-58.html
■新装版 みやわきぶろぐ「本当のことだけ言えない世界の片隅で」
http://www.as-mode.com/blog/
会社員時代に新規事業を立ち上げました。
リクルートやマッキンゼー出身の人間にもよくある経歴ですが、彼らと私の根本的な違いは、新規事業を立ち上げるノウハウそのものが、当時の勤務先になかったことです。
というより、自分のやっていることが新規事業になるとは、露ほども考えませんでした。
必死だったと言えば聞こえは良いですが、面白かったからとも気取りすぎです。使命感とは半分本当ですが、その実態は「広げた風呂敷を畳む」でした。
とにかく何もありません。
実績などありません。
しかし、客先で「なんでもできます」と軽口を叩いていました。
どうせ受注できないのだから、何を言っても同じだろうという気持ちも否定しませんが、「宇宙旅行だけは当社では扱っていません」とジョーク挟みながらも「ご希望でしたらフロリダまでリサーチにでかけてくるので、その費用をお願いします」と、発注には「金がかかる」ことをちらつかせていたことが後に活きますが、結果的に受注できたのは「印刷」の請負でした。
いまほどパソコンは高性能ではなく、社内に誰もノウハウがない状態で受注しましたが、どうにかなるというか、どうにかしてしまいました。
これが実績のない商品を売る方法です。
そのままホームページにも使えます。
できることの「最大」をサンプルとして提示し、利用例、想定サンプルを紹介します。
文章はもちろん、イラストでも「イメージ写真」でもOK。
実績がないことで断る客もいますが、それは仕方がありません。
誰でもゼロからスタートするもので、風呂敷を広げなければ、なにも包めないように、自分たちにできる…かもしれないことを提示しない限り、ゼロは永遠にゼロのままです。
「印刷」の受注ができたのは元プログラマーという肩書きを「最大」のサンプルとしたからです。そして実績のない商品を扱うにおいて「カネ」のはなしは・・・続きます。
下げ相場に取引を手控えていました。
と、いえば聞こえは良いのですが、投資するお金がなくなっていたからです。
わたしの投資スタイルは、下がったら「ストロングホールド」。
本当の意味は強い買いを意味しますが「塩漬け」にして時を待ちます。
そして動かせるお金がなくなりました。
ただし、信用取引ならまるまる余裕があります。
ここ数日、持ち直した株価に「リスクをとる」ことができなかった自分に激しく後悔しています。
今回は業界雑談。
ドワンゴがKADOKAWA(角川書店)と経営統合を発表しました。
成功して欲しいなぁと願うひとりです。
願いつつも懐疑的になるのが、ドワンゴの会長 川上量生氏が「ジジ殺し」の異名を持つからです。
楽天の三木谷浩史氏や、日本維新の会の共同代表(と、この呼称は発行時に使えるのか不安ですが)の橋下徹氏なども同じく、出世が早いのはジジを最大限に利用するからで、成長においては重要なことではありますが、この欠点は利用できるジジィがいなくなると、成長が鈍化することです。
楽天は数字の上では成長していますが、成長度合いの停滞は明らかですし、ジジィのいない海外は苦戦しています。
橋下徹氏も似たところがあり、「牛角」の創業者も確かおなじ異名をもっていたような。
リアルとネットの融合と大騒ぎしておりますが、ジジィと次世代の融合が、本当の成功の鍵だったりします。