インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2014年8月22日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→現状維持はむしろ攻撃的な発想
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。ストップ高〜
3:実践テクニック編!〜ネタの探し方(36)〜
4:プロが教えない話外伝!〜スマホ依存の増加〜
5:オススメ情報
それでは始まりです!!!
※ミヤワキの最新原稿が2本公開されています。
■マイナビニュース(今週公開!)
朝日新聞が潰れる日を想起させる報道0.2
http://news.mynavi.jp/column/itshacho/279/index.html
■Web担当者Forum第372回(今週公開!)
セグメントの先に広がる最強コンテンツへの道(客の声・後編)
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/08/20/18025
■東京IT新聞連動企画
第1回:ちょっと待った!
「新gTLD」に潜む “飛びつくリスク”、認識していますか?
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/07/08/17781
第2回:目新しいドメインは悪印象?
――コストとリスクヘッジで考える「新gTLD」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/07/18/17814
(新着)
第3回:取りたいドメインが取れない!を解決する6つの対処法と3つの心得
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/08/01/17850
■通販支援ブログ(最新号)
【第57回】秒速で売れた商品を作りだすのは簡単だ
http://blog.scroll360.jp/ec/keiei/post-67.html
■新装版 みやわきぶろぐ「本当のことだけ言えない世界の片隅で」
http://www.as-mode.com/blog/
景気が急速に冷え込んでいます。
と書くと驚かれる人も多いかと思いますが、各種経済指標が示す事実です。
理由は消費増税。
増税すれば景気が冷え込むのは、「租税乗数」と呼ばれ、マクロ経済の入門書に掲載されている常識。
増税ショックを和らげるための経済対策は、人件費や資材の高騰により、公共事業が実施に至らず、これが誤算だったと政府筋から言い訳が流されていますが、建築系の価格高騰は東日本大震災から半年もたたずに顕著になっていたことで、「なにをいまさら」です。
つまりここにきての景気の冷え込みは「失政」と断言できます。
ただし、デフレから脱却しつつあることは確かなようです。
物価と人件費が高騰すれば、インフレになるのは自明で、少子高齢化によるコア労働力の不足は年々深刻になるのですから、政府がなにもしなくても早晩インフレに向かっていたことでしょう。
むしろ、現政権がすすめる「移民受け入れ(外国人労働者の受け入れ拡大)」はデフレ圧力になるので、いっそ「なにもするな」と願ってしまいます。
さて、前回のバス会社において、値上げ以外のもうひとつの選択肢とは、こうした国内環境を背景とします。
それは「現状維持」です。
「安い引き合い」に対応するための規模の拡大を目指さず、現状のできる範囲での営業を選択することでリスクを遠ざけます。
そして現在のスタッフ、設備のなかでより高収益を得られる方法を考えるほうが建設的ということ。
机上の空論ではありません。
人口統計から見ても、人件費の高止まりはつづき、ならば「不足」は続くということです。
つまり現在のスタッフを維持するための、待遇改善は重要な課題となり、その為に高収益を目指すのはむしろ攻撃的な発想ということです。
そして規模の拡大は・・・と、これは次回に持ち越し。
便乗値上げという言葉がありますが、価格というのは時代や政策と連動します。
株式投資を始めて10年。
ライブドアショック、リーマンショック、サブライムショックと下落が続きました。
アベノミクスからこの1年。
投資方針を変更してからストップ高銘柄をいくつか手にしています。
問題はストップ高になると売れなくなること。
まだまだアガると妄想を夢見るからです。
自分の強欲さに呆れます。
売れない理由はもうひとつ。
ストップ高になっても、まだ赤字だったりするからです。
厚労省が発表したデータによると「ネット依存」の患者が激増しているようです。
スマホの普及が拍車を掛け、男性の4・5%、女性の3・5%がそれにあたり「睡眠時間を削って深夜までやる」という人も増えているようです。
しかし、体感値としてはこの数字は「少ない」と感じます。
すなわちネット依存患者はもっと多いというのが私の見立てです。
電車内でのスマホ操作はともかく、徒歩の信号待ちにスマホをチェック、我が子との散歩中も指先でなぞり、初対面の相手との打ち合わせ中も、ディスプレイの表示を確認するのは無礼。
常識や礼儀より、スマホを優先するのは「依存」です。
我慢ができないのですから。
ありがたい話しです。
こうしてネット依存が増えれば増えるほど、後に続くライバルは増えることなく、いましばらくこの商売を続けられると安堵します。