インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2014年12月26日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→平時から「サイバー戦争」
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。心の洗濯〜
3:実践テクニック編!〜ネタの探し方(44)〜
4:プロが教えない話外伝!〜スマホは電動シニアカー〜
5:オススメ情報
それでは始まりです!!!
※今週はミヤワキの原稿が3本公開されています。
■Web担当者Forum第390回(本日公開!)
2014年のWeb業界事件簿(現場版)と2015年予測
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/12/24/18991
■マイナビニュース(本日公開)
インスタグラムの勝利はライダーと同じ構造的0.2
http://news.mynavi.jp/column/itshacho/298/index.html
■通販支援ブログ(最新号)
【第60回】送料無料が常識でなくなる時代に向けて
http://blog.scroll360.jp/ec/keiei/post-82.html
■新装版 みやわきぶろぐ「本当のことだけ言えない世界の片隅で」
http://www.as-mode.com/blog/
選挙結果は・・と、前回からの続きで書くと「古い」感じがしますね。
結局、選挙は一過性で、ましてや年末の繁忙期に大義なき解散総選挙は、国民の意識も低く投票率に表れ・・・と、そろそろ惨敗と結論づけて良いのは、民主党でも維新の党でもなく「ネット選挙」です。
ただし、自民党と共産党はネット選挙に勝利し、完全同期はしませんが、選挙結果にも反映されています。
それはなぜか? 常在戦場です。
越後長岡藩の藩是であり、幕末に河井継之助という傑物を生み出し、薩長による新政府が怖れた理由です。
「常在戦場」を大辞林で引くと、「いつでも戦場にいる心構えで事をなせという心得を示す語。」とありますが、どんなときでも戦の準備を怠らないという意味と、いつ何時でも戦う覚悟を持っている、のほうが正しいでしょう。
辞書に弓引くのは傲慢からではなく、「心構えで」とは風でありバーチャルで、戦後の平和憲法下の幻想が強いからです。
戦いのなかに身を置くのなら、心構えではなくリアルな「対応」が必要ということで、自共以外の政党のネット利用は、いわば「心構え」で、両者は平時から「サイバー戦争」をしていたのです。
そして開戦を告げる法螺貝が鳴り響き、自共は馬を走らせ槍を構え突進するのに対して、その他は甲冑を身につけるどころか、槍を探して右往左往です。
ネット上でのビジネスにも通じます。
つまり、日頃から準備をしておかなければ、いざ、本番になってから、期待通りの結果は得られないということです。
最たるものがSNSです。
ツイッターもFacebookも、キャンペーンやイベントのときだけ、喧伝してもダメで、日頃からのコミュニケーションが不可欠で、ホームページで言えば、こまめな更新=情報発信がなければダメということ。
それでは今年もありがとうございました。
よいお年をお迎えください。
心と体がつながっているという体験をしました。
とあることを思い悩み、しかし、悩むことは良くないと自分に言い聞かせ、極力気にしないようにはしながらも、体へは負担がかかっていたようで、その証拠に軽い風邪がいつまでもぬけずにいました。
痛みは伴いましたが、その悩みを解消すると、翌日から一気に解放に向かいました。
「心労」ってあるんですね(笑)。
というわけで、この年末年始は「命の洗濯」。みなさまもどうぞ。
デジタルネイティブという言葉があります。
生まれたときから、デジタル環境に触れ、自由自在にネットを駆使できる世代という「虚妄」です。
例えばタブレットやスマホを、幼児が自在に操る様子を見て、時代が変わったなどとは事実誤認。
どちらも「バカでも操作できるようにしたパソコン」だからです。
キーボードを叩き、イメージ通りにマウスを操るには、一定の訓練が不可欠ですが、タブレットやスマホは、直感的に操作できることをコンセプトに開発・改善が進められてきたのです。
大雑把に言えばパソコンは半クラッチを習得しなければ運転できないマニュアル車で、スマホは老人でも安心の電動シニアカーのようなもの。
デジタルネイティブとは、シニアカーを操る我が子をみて、将来はF1レーサーだと目を細めるバカ親と同じです。