1:伸びる会社は知っている!〜商品価値はスグになくなります。〜
まず、与えよ。
こういう言い方をすると「宗教?」と言われることがあります。しかし、これは営業戦術の一つで、そして、ホームページ展開では重要なキーワードになります。
先週号でも書いたように、メルマガやブログ、そしてホームページについても「やっても効果がなかった」という話しを良く聞くのですが、その殆どが「与える」前に得ようとしているのです。
メルマガ、ブログ、そしてホームページをビジネスで行う場合、当然、その対価として何かを得よう(大抵の場合は利益・お金)とするのは分かるのですが、それでは「効果がない」のは当然です。
もう少しかみ砕いてみます。
自分が見る側、受け取る側になって考えてみて下さい。
インターネットは見る分には殆ど無料で情報を得ることができます。メルマガもブログも大半は無料で受け取ることができます。
さて、あなたはタダだからといって、どんなページでもジッと我慢して見続けるでしょうか?
答えはノーです。
見るのは無料ですが、お客さんは自分の時間という貴重な「投資」をしているのです。自分の時間を投資する以上「自分の役に立たないページ」はスグに却下されるのです。
それでは一方、自分が望んでいる情報が惜しげもなくふんだんに掲載されているページがあれば、徹夜してでも全てを見たいと思うのではないでしょうか?
どれだけ優れた商品や、最高のサービスでもお客さんに知っていただかなければ、この世に存在しないものと同じです。
だから、知っていただくための「ツール(道具)」として、ホームページ、メルマガ、ブログがあるのです。そして、知っていただくためには「与える」ことから始めるのが近道なのです。
この話をすると多くの方が、「えっ?でも話したら売る物が無くなるよ」や「知られたら商売がやりにくくなる」といわれます。ハッキリ言いましょう。
話した(文章でも)程度で「素人」がすぐ真似できるような商品やサービスは遅かれ早かれ真似されて、商品価値はスグになくなります。
まして、前回も触れましたが、同業者は同じことを考えているわけです。
誰にでも出来るものを誰にでも出来る方法でやって、上手くいく方がおかしな話しなのです。しかし、この「与える」を実践していると、不思議な現象が起こってきます。それは、気づくと「得ている」ということです。
そしてこの「与える」を実践している方は極めて少ないこともチャンスなのです。当社のHP戦略編の内容と同じことを講演している方もいます。
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