Web2.0が殺すもの
Web2.0とはなんだ? 著者による1分でわかるカンタン解説
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シリーズ第18弾!YosenshaPaperbacks018
Web2.0が殺すもの
「Web2.0が殺すもの」読者の声
新聞紙面を賑わすようになってきたことから「商業ベース」に乗り始めた単語「Web2.0」。しかし、その実体は空疎で確たる基
準がないことは知られていない。
また、検索エンジンのグーグルが天下を取ったように喧伝する輩もいるが、その評価は株式時価総額に支えられたものでしかなく、
SNSのmixiに注目が集まっているが、ビジネスとして成立する根拠も薄弱だ。
まるで「IT革命」と喧伝していた数年前の再来ではないか? しかし、批判の声が聞こえてくることがない。これはメディアもIT関
連も「新しい単語」できると儲かる仕組みになっているからだ。
そしてこの新しい言葉は「既存のビジネスを破壊する」と煽り立て、あるものは「恐竜絶滅期の環境変化」になぞらえて変化しろと
脅しをかける。
果たして本当にそうなのだろうか?
本書はWEBの本質と「2.0」と煽り立てることにより儲かる人々を炙りだした史上初の「Web2.0批判本」となる。
●目次
- INTRODUCTION
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Web2.0をめぐる大人の事情(抜粋サンプルはこちらをクリック)
- 序章
あえて行うWeb2.0礼賛〜Web2.0ホメ殺し〜
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あなたとマッシュアップ♪Hip Hop song of Web2.0/
あの恐竜と同じように旧世代のWebは絶減してしまう!?/
「集合知」を支える進歩的性善説ページランクを発見した二人の神/
集合知の理想形であるオープンソース
オープンソースはロングテールの結晶/
プログラム価格の高騰時代/
プログラムもオーダーメイドから大量生産のユニクロ型へ/
知の時代の幕開け「データインサイド」/データの旨味を知るアマゾン/
EC最強プレイヤーを狙うアマゾン
21世紀のビジネス原則は「与えれば得る」/APIを公開する真意/
Agile(機敏さ)が奨励されることの意味
少年のような心を持ち続ける「永遠のべ一タ版」
- 第1章
Web2.0は誰にとっての金脈なのか
〜猫も杓子もWeb2.0という状況を嗤う〜
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Web温故知新
街角Web Version 0.0(1995−1996)
街角Web Version 1.0(1996〜)
街角Web Version 1.1(1996−1999)
街角Web Vefsion 1.2(2000〜2003)
専門用語を一切使わないWeb2.0解説
1・プラットフォームとしてのWeb/
2・集台知の利用/
3・データは次世代のインテルインサイド/
4・ソフトウエアリリースサイクルの終焉/
5・軽量なプログラミングモデル/
6・単ーデバイスの枠を超えたソフトウエア/
7・リッッチなユーザー体験/
専門用語を使わないWeb2.0解説まとめ
自分を棚上げするエスタブリッシユメント/
Web2.0を取り巻く状況ってどうよ
Web2.0に対する認知度ゼロの空白地帯/
ロハスというお手本/
商標権という横暴/
「ティム・オライリ≒じゃいあん」という疑念/
Web2.0解説の迷走/
そもそもIT業界とはBuzzwordの歴史だ/
Web2.0という徳政令(ミニバブル)/
Web2.0で利益誘導している人間/
永速のβ版とは本来1.0以前であるという皮肉/
グーグル様のご機嫌次第?/
「先行者利益」がオープンソースとチープ革命で消し飛んだ/
日本工スタブリッシュメント協会の役員人事/
Web2.0という我田引水/
Web2.0企業は農耕型マーケテイングを実現/
ロングテールが成立するのは特殊なケースのみ/
プリミティブなコミュニケーション
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「Web2.0が殺すもの」読者の声
(現在83名様のメッセージを紹介しております)
- 第2章
グーグルはフリーライドキング(タダ乗り王)だ
〜Web2.0企業の意外な盲点とは?〜
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グーグルに対し「王様は裸だ」といえるか/
情報収集のコストがゼロであるということ/
究極のフリーライド企業/
フリーライドに対する風当たり/
APIの組み合わせから生まれる日本的Web2.0/
オリジナリティとモノマネの文化的風土/
ヤフーがWeb1.0、グーグルがWeb2.0という解釈は本当なのか
グーグルとホリエモンの意外な共通項/
クマノミとイソギンチャク、得しているのはどっち?/
日本人の国民性はポータル指向?/
グーグル「パーソナライズドホーム」がメイド秘書になる日/
あなたの趣昧嗜好は全部グーグルがお見通し/
「ほら、これ好きなんでしょ」と好みの本を提示するツンデレメイド秘書/
あの「2ちやんねるも」Web2.0?/
忘れ去られたブログの大量生成/
グーグルは消費者生成メディア(CGM)の乱獲者なのか/
ブログはいつまでSEOで有効か
ブログがグーグルを殺す/
揺らぐ検索結果への信頼/
mixi疲れの真相/
mixi依存と日本人の同調圧力
mixiの利用者層データは正しいか/
荒れるmixi/
六次の隔たり/
関心のタコツボ化をもたらすネット空間
- 第3章
集合知を必要以上にもてはやすな!
〜グーグル礼賛はグーグル設計者を神として祈りを棒げる行為に等しい〜
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意外と俗っぽかった二人の神/
「集合知」礼賛を支える思想とは/
Web性善説の胡散具さ/
集合知だって判断を誤る/
特定の偏った投票者の中で決められるWeb上の「みんなの意見」/
集合知に参加できない人々
20%のWebヘビーユーザーが、Webに関する言説の80%を語っている/
自分で考えずにみんなの意見を聞きたがるWeb2.0流自分探し/
アルファブロガ−とはブログ界のボス猿/
メディアによる世論のミスリード/
ネットにおいて匿名性は当たり前?/
2ちやんねるに見る集約された意見
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「Web2.0が殺すもの」読者の声
(現在83名様のメッセージを紹介しております)
- 第4章
Web2.0で生まれる情報格差社会
〜Web2.0的社会で置き去りにされる人々〜
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グーグルの検索結果によって「富の偏在」が起こる?/
グーグルの100ドルPCは意味がない/
グーグルAdSenseが生み出す格差拡大シュミレーション
ビル・ゲイツをIT産業の玉座から引きずり降ろしたとはしゃぐ人々の末熟さ/
「Web接触時間」が勝敗を決める世の中/
YouTubeで世論誘導
Web2.0社会で最強のプレイヤーになれるのは二ー卜/
Web2.0エスタブリッシュメントが画策する世代間断絶/
危険な若者礼賛/
ブログは検索結果に入らないほうがいい?/
情報起業家たちの甘い罠
Web2.0はリアルビジネスに果たして必要か/
検索するという行為が生産性を低下させる/
Webにおける脆弱なインフラ
- 第5阜
Web2.0が消えてなくなる日
〜グーグルのビジネスモデルの死角、そして破綻までをシミュレートした未来〜
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グーグルゾンという壮大な夢想/
グーグルのヒジネスモデルの死角/
検素連動型広告の効果に疑間符が打たれる日/
グーグル破綻の日.個人情報の壊滅的流出が起きる
Web20的な世界で既存マスメディアはどうなるか/
新闇と雑誌がまだしばらくの間、延命できる理由/
Webからリアルへの逆流現象が起きる/
ナマケモノメディアと自発的メディア/
コンテンツを買い漁るテレビ、テレビ映像を面白がるYouTube/
グーグル黄金株の存在/
「馬鹿の下限」をどこに設定するか/
Web2.0はどうなるか
- Afterthoughts
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危険なWeb2.0パプルの匂い
- 愛読者特典電子書籍はこちらから
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「Web2.0が殺すもの」読者の声
(現在83名様のメッセージを紹介しております)
Web2.0が殺すもの<購入特典PDF全108頁>
ダウンロードはこちからから
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Web2.0が殺すもの読者特典<内容>
- 第6章 Web2.0に殺されるものたち
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便利な道具が一つ増えたこと/死して歴史に名を刻んだネットスケープ/1−2−3だぁ!といかずに憤死。日本語変換も米国製/ホームグランドでの戦い方を熟知していたマイクロソフト/いつか来た道、辿る道/直接対決ではなく流れ弾で殺されてしまう歴史
Web2.0はそんなに強くない。マス広告の底力/グローバルからローカルへ/ローカル市場での二つのビジネスモデル
チラシ利権〜ローカル市場の超旨味〜(抜粋サンプルはこちらをクリック)
/ジャーナリズムではなくチラシが支える個別宅配制度/グーグル八分、ならぬ読売八分/メイドチラシの登場で変わる市場
1億儲かるビジネスモデル。新聞販売店の巨額利権(抜粋サンプルはこちらをクリック)
/チラシは麻薬/Webが先行する広告分野/あなただけのあなたのための「メイド」誕生/トイレットペーパーからライフスタイルが丸見えになる/メイドチラシは栗原はるみにも変身する/TPOにあわせて「今夜はお寿司になさいますか? それともピザに?」/メイドチラシの登場で街の不動産屋が殺される日/メイドエージェントによる自分アフェリエイト/メイドチラシの利点/新聞が殺される日/新聞が殺されないために取り組むお節介な提案/全国配達網は新聞だけの専売特許ではない/Best ob Breadされる地域情報
集合知で殺される異業種交流会・76/ロングテール理論
- 第7章 補足
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オリジナリティとモノマネの文化的風土(128頁補足)/6次の隔たり補足(本書166頁捕捉)/アルファーブロガーとはブログ界のボス猿/ジャーナリズムの限界、2ちゃんねるが伝えた真実/Web2.0的仕事術「SNSと自分らしく」(書き下ろし)
- 終章
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本当のあとがき〜外部の脳に集めた人生について〜
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