チラシ利権〜ローカル市場の超旨味〜
第6章「チラシ利権〜ローカル市場の超旨味〜」より一部抜粋
Webの隆盛により既存ジャーナリズムが殺されていくと喧伝され、その代表格とされているのが「新聞」です。速報性でラジオに、速報性+映像でテレビに追いやられた新聞が、今度は全ての複合型と見られる「Web」によって殺されるかも知れないという話しです。
情報を集め精査し、編集して客観的事実を流通させるジャーナリストと、便所の落書き(インターネットは信憑性に欠けることや、どうでも良いことばかり綴られていることから永らくこう呼ばれていました)を一緒にするなというメディア側の主張に、「今どき、新聞が客観的事実だけ伝えていると信じている人間がどれくらいいる? それより誰でも本当のことが言えるブログやWebのほうが遙かにいいぜ」という意見もWeb側には沢山あります。
ジャーナリスト論ではないのであえてジャッジメントはしませんが、商業誌にかかるスポンサーの圧力は周知の事実ですし、ブログなどによる個人の「本当の意見」も激しい主観と私怨にまみれていることが多いのでそれぞれ一長一短があります。
シリーズ第18弾!YosenshaPaperbacks018
Web2.0が殺すもの
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