2:伸びる会社は知っている!〜マイピクチャやマイミュージックも余計なお世話です。〜
本日は60年前に広島で触れてはいけなかったパンドラの箱を、アメリカがソビエトをびびらす為に開いた日です。その昔、私が子供の頃は「早く戦争を終わらせるため」に仕方なく核爆弾を使ったと学校で教わりました。
そして家庭では父親から
「原子爆弾はソ連が入ってこないようにするために落とした」と聞いていました。
正直、「お父さん変なの。先生と違うこといってる。」と思いましたが、父親に口答えすることなど許されない環境でしたので黙って聞いておりました。
お父さん、ゴメンナサイ。
戦後60年経って様々な記録や証言がつまびらかになり、父の言っていたことの正しさが分かってきました。
でも、同じ教育を疑いも無しに受けていた同年代には、今でも「早く戦争を」を信じている方は少なくないのではないでしょうか?
最近、扶桑社版の「新しい歴史教科書」を読みましたが、至極普通のことが書かれております。
何でもそうですが、入り口でボタンを掛け違うと後が大変ですから、子供達にはちゃんとした歴史を最初から教えてあげたいと強く思いました。
もう、湾岸戦争やベルリンの壁崩壊といった私にも「語れる歴史」が載っているのですよ。
さて、入り口がとにかく大切なのはどの世界でも同じです。
パソコン界の格言に「習うより慣れろ」という言葉があります。
これはマニュアル本などを読んで得た耳学問より、実際に触って覚えた方が早いと言うことです。
そしてこれは正しいのですが、最近のパソコン・・・というよりウィンドウズの方向性からどうかな?と懐疑的になってしまいます。
例えば保存先は半強制的に「マイドキュメント」に設定されるのはおかしな話しなのですが、多くの方が何の疑いも持たずにそのまま使用していますし、マイピクチャやマイミュージックも余計なお世話です。
使い方も可能性も自分次第という「自己責任」がパソコン、パーソナルコンピュータの最大にして最高の特徴だったのに、いつの間にかマイクロソフト社のルールがスタンダードになってしまっています。
そして「自己責任」はドコへやらといった感じで、ルールに「慣れて」しまいます。
実はこれは大変危険で、一見便利になったようでもパソコンの本質は自己責任ですから、イザというトラブルが起こったときにマイクロソフト社が助けてくれることはまず考えられません。
この自己責任が欠けた状態で、習う前に慣れてしまうことを危惧しております。
そして習うで誤解されがちなのがパソコン教室ですが、パソコン教室は通ってくる生徒さんがお客さんですから「自己責任」なんて、悪いサービスを提供するわけがありません。
習うならパソコンの力で仕事や商売をされている方がオススメです。
余談ですが、厚くなるはずの歴史の教科書が薄くなっているのも「ゆとり仕様」なんでしょうか?
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