2:伸びる会社は知っている!〜「マンガは文化」という国民的意識の変化〜
是非、請求してください!商売をしていて「お金を払いたいんです」といわれることがあると、本当にやっていて良かったなぁと思います。
実のところ私は独立してからこういわれることが多くなりました。
ネット販売しているレポート「ノンストレス営業法」を自ら実践して、「好きな仕事、好きなお客さん」だけを相手にするようになってからのことです。
好きな仕事やお客さんとしか付き合いませんから、情熱もエネルギーも100%以上注ぎ込めることが好循環を産みだしております。
ずっとやらないようにしていた「コンサルタント屋さん」を始めました。
今週の水曜日にお会いした囲碁の対局サイトネットを運営されている「GO-NET」の蒲原社長に是非にとお願いされたためです。
HPの制作については今のところ、物理的な時間の制約から、足立区のお客さんに限定させていただいているのですが、「相談ができる人がいない」ということを受けて、看板をあげることにしました。
実際に、今発注されているHP屋さんもアイデアや意見をいうわけでもなく、注文をだすとその通りに仕上げてくれるだけでプラスαがなく、そこを補って欲しいとのことでした。 私は中身に踏み込みますウルサイぐらい。
この業界にコンサルタントが一人増えてしまいました。
ま、請われてやるので悪い気はしませんが。
HPが珍しい時代には制作技術が一番問われました。
ダイヤルアップ接続の頃は、軽くて見栄えの良いサイトを作れることは一つの価値で、文字が多いサイトは嫌われることもありました。
「良く分からない人が良く分からないモノを評価していた」為におこった誤解で、今流行りの「ロングテール理論」からすると信じられない話です。
時代が変わると価値が変わることがあります。
イラストも昔は「マンガ」と呼ばれ、基本的には軽んじられてきました。
これは写真という最新テクノロジーに対して、手書きのマンガという旧世代のモノはイコールダサイというベクトルの時代の話です。 技術革新をその目で見せられ、常に未来こそが正しいと信じられた高度経済成長期の幻です。
時は流れて、平成。
時代はどうなったでしょうか?前号で触れたように写真は携帯電話で撮る時代となり、その価値は軽くなりました。
LOHASという怪しいムーブメントを挙げるまでもなく、薔薇色の未来に不信感が募ります。
そして一番変わったことがあります。
「マンガは文化」という国民的意識の変化です。
対外的な理由を付けると「クールジャパン」や「宮崎アニメ」などがありますが、一番の理由は団塊世代をスタートラインとして、その後の世代はみんな「マンガの洗礼」を受けているのです。
手塚治虫先生を持ち出すのもなんですが、人生の一時代から、人によっては中年になってもマンガを読んでいる国民です。
もはや「マンガ」を侮蔑的な意味で使う人が少数派となりました。
この時代の変化、活かさない手はありません。
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