2:伸びる会社は知っている!〜「つき合い易さ」ってもの凄く経費に直結します〜
新宿区最高! 日頃、足立区最高といっている私ですが、今日だけは「新宿最高!」。 正確には「新宿区の図書館」です。
私の本が出版された際、我が社の専務が地元の図書館で「希望図書申請」をしておりました。もちろん、「楽天市場がなくなる日」をです。
少しでも売上に結びつけばというのと同時に、「図書館に置いてある」という「体験」をするのが真の目的でした。
ところが…待てど暮らせど本は来ません。
そして5ヶ月。
昨日ようやくやってきたのです。
新宿から。
いま、図書館は区を超えて本の貸し出しをしており、自分の区で購入予定のない本は、時間はかかりますが他の区から取り寄せて希望者に貸し出しています。
…つまり、我が町足立では全く買う気がなく、新宿から取り寄せたということです。
チックショー。
本当に足立は有名になるまで地元出身者を応援しないので、有名になると出ていかれるんだと舌打ちしてしまいますが、エライのは新宿区。なんと3冊も仕入れてくれていたようです。
届いた本に「区内3冊蔵書、全て延滞」と図書館内での業務連絡が挟まっていたことから分かりました。
エライ。
新宿区立図書館各所。
そしてぷち報告。
次回作の企画が通りました。
執筆開始です。
…が、尋常ではない締め切りが設定されていました。
果たして間に合うか? 乞うご期待。
さて、価格に対する誤解は本当に多いのですが、経費に対する誤解もこれまた多いのが前号で紹介した例です。
営業経費をガッツリと削って、最初から「勝負価格」で攻めるという方法です。
この方法の利点として、価格交渉をしませんから日本型営業の「価格交渉の名人芸」が必要ありません。
営業マンも余計な電卓を叩く作業が必要がないので、商品情報や関連の知識の収集に力を注ぐことが出きるようになり、営業マンの品質が上がっていきます。
もちろん、お客さんの中には「1円値段を下げさせることに至上の快感を得る」人もいますが、最初から勝負価格で攻める戦略なら、こういう「面倒な客」は相手にしてはいけないのです。
1円ぐらい下げるのは簡単ですが、「下げた」という実績は後の地雷になりますから。
我が社は見積有料。
と、いいましたが、実は一応の料金表はあります。
1サイト作って幾らで、月々幾らと。
それはホームページやコンサルティングに関してはマクドナルドよりシンプルな料金表が。
これも経費削減の一環です。
正直言うと面倒なのです。
ここのサービスを減らしたら幾らになる? これを追加したら? と、色々訊きたいのは気持ちは分かります。しかし、私のやり方はざっくりと丸抱えにする「全部面倒見ましょう」ですから、逆に細かな重箱の隅をつつくような性格の方とは上手に付き合うことができません。
「任せたよ!」「あいよ!」のノリなんです。
「つき合い易さ」ってもの凄く経費に直結します。
特に価格以外を商売の軸に据えようとするなら。
イヤな奴と付き合う必要はないのです。
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