1:伸びる会社は知っている!〜同業者を向いて仕事をしているのですか?〜
2週前にご紹介した行列が出来る焼き肉屋、鹿浜のスタミナ苑さんのホームページが昨日、1日で1,000PV(ページビュー)を達成しました。
中小企業、個人商店さんを中心にIT支援を行っている当社としては一日当たりの新記録の樹立です。聞いた話によるとこのホームページは、あの悪名高い?「2ch(2チャンネル)」で話題になっているとのことです。あらためて「スタミナ苑」さんの「ブランド力」に驚かされました。
さて、先週号で「まず、与えよ」と、そして、与えることにより得ることができると。これは大仰なことではなく、このスタミナ苑さんのホームページでも「与え」て「得る」に気をつけております。
例えば、お店案内の地図は分かりやすくて当然です。しかし、企業のホームページでこの地図に神経を使っているところはあまり多くありません。酷いケースになると「近隣」の人しか分からない作りになっていることもあります。
チラシなんかでもよく見かけますが、これでは「与えていない」のです。大切な情報なのにです。
案内地図はご来店・ご来社頂く方への最初の「配慮」なのですが、「これぐらいで良いや」がまかり通っております。しかし、案内地図はお店の人が見るためのモノではなく、大切なお客様が見るモノなのです。
こんなちっぽけなことでも「与える」を実践していない方が多いことに気づきます。
また、お店のメニューや料理の写真も「他店に真似されるから」や「他店に何言われるか・・」と出し惜しみする方によくお会いします。そんなときはこう訊ねます。
「ちょっと待って下さい。あなたは同業者を向いて仕事をしているのですか?」
と。
他社が真似したければさせれば良いのです。しかし、情報を「与えて」あげなければ「大切なお客様」には永遠にメッセージは届かないということを忘れてはいけません。そしてメッセージが届かなければ「得る」ことは出来ないのです。
他社の真似についてはいずれ別の機会に触れたいと思いますが、「与える」ということはそんなに難しいことではありません。相手の望んでいること、欲していることを考えれば分かることなのです。
次回は、この「与える」ことによって「得た」、私のメルマガ実践編をご紹介します。
|