2:伸びる会社は知っている!〜「効果」がでる分岐点が「3ヶ月目」です。〜
お定まりな切り口から・・・今日は10月1日。
今年も早いもので、残すところあと3ヶ月となりました。
こういう紋切り型は好きではないのですが、本当に年齢を重ねると1年がターボエンジンのように加速していきます。
これは人間の時間の体感速度は年齢を分母として一年を感じるため、年々早く感じると言われております。
諸説がありますが人は経験の中から物事を判断するものですから、なかなか的を射ているのではないでしょうか?
ところで本日10月1日は東京限定の「都民の日」で、私が子供の頃は「カッパのバッチ」を事前に買っておくと、遊園地や博物館が無料になり公立学校はお休みでした。
都立高校も休みとなり「越境」して埼玉から通っている後輩に
「埼玉県民は登校しないと欠席になるよ」
と騙したこともあります。
今はカッパのバッチもなくなりましたが、毎年この日は何となく特別な日という感じがします。
さて、今年も残すところ・・・の話ですが、3ヶ月というのはホームページの世界では重要な意味を持ちます。
ホームページは作って公開すると、その瞬間に世界と繋がります。
ホームページで「最初は私達にだけ見えるようにして欲しい」とお願いをされることがあります。
モチロン、CD-ROMやハードディスクの中だけの疑似サイトで「プレゼン」することもできるのですが、往々にして「ネットワークに公開している状態で自分たちだけみたい」というかなり無茶な要求です。
技術的にできないものではありませんが、お金を掛けてまでやる意味は殆どありません。
だって公開されたばかりのホームページなんて誰も見に来ないこないからです。
そはスカウトされるかも?と帽子を深く被りサングラスをして山道を歩くようなものです。
その様は不気味かも知れませんが、誰も見ていないのですから気づかれもしません。
ホームページは公開と同時に世界と繋がりますが、瞬時に世界中の人があなたのホームページへの「行き方」が分かるわけではないのです。
ホームページアドレスを入力すれば辿り着けますが、それ以外では辿り着くこと自体が不可能な状態が「公開直後」なのです。
公開直後は検索エンジンにも引っ掛かっていませんから「探される」こともありません。
そこで重要になってくるのが「3ヶ月」という期間です。
これは一般論からも経験則からもそうなのですが、ホームページを初めて公開して「効果」がでる分岐点が「3ヶ月目」です。
効果がなければ見直す必要があり、反応があればさらにそれを強化する判断を下すのに最適なのです。
この理由は来週にしますが、今日から3ヶ月後は・・・年末、ですが、新しく作るにしても見直す期間に1ヵ月みると、今日から取り組んでも新年に「結果」が見えてくることになります。
年明けに落ち着いてから・・・とこれまた良く聞きますが、その為には実は「都民の日」が吉日なのです。
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