1:伸びる会社は知っている!〜ホームページやITで人件費を抑える。〜
「ウチにはホームページやITは関係ないよ」こんな話しを良く聞きます。
確かにホームページというとネット通販や、商品案内などを想像するので、関係ないと思う会社も多くなります。しかし、ホームページというのは営業活動(商売)をしているところには必要なのです。
もちろん、儲かって儲かって仕方がないという会社でしたら必要ないかも知れませんが、儲かっているところでもホームページは用意しているのです。
例えば高額納税者番付の常連、斉藤一人さんの「スリムドカン」で有名な銀座まるかんさんでもホームページを持っています。
■銀座まるかんホームページ http://www.marukanshop.co.jp/
ご覧頂ければ分かりますが、ハッキリ言ってショボイホームページです。しかし、少なくとも会社のコンセプトだけは伝える作りになっています。これをいちいち、電話で受け付けて説明する人件費を考えたら、わずかな金額で済むホームページで説明させた方が良いと言うことなのでしょう。
ここは重要なポイントです。ホームページを初めとするITというものは、人の手を省くことができるのです。人手がいらないと言うことは人件費を抑えることができます。また、余った人手を他の事業に集中させることもできます。
物販業でなくても、この「接客係」は必ず必要になります。ここの一部をインターネットや電子メールに置き換えるだけで効率は格段に上がるのです。
例えば問い合わせに対して電子メールにすれば、電話代、紙代の節約になります。また、電子メールが返事が苦手という方もいますが、殆どの会社ではお客さんへの返信メールの内容は同じ様なものになるので、「定型文」を一つ作っておいて、宛名だけ変えて送れば効果的です。
多くの会社でパソコンの効果的な使い方をされていないケースがあります。しかし、使い方を知るだけでパソコンはモノスゴク便利な道具になり、その使い方は実はちょっとした簡単なことばかりなのです。
但し、その為の解説書はあまりでておりませんし、パソコンスクールなんかでも教えてくれることは希です。それは知っている側からすると「こんな当たり前のこと」と思っていることが理由の一つです。
FAXができて郵便の使用量はがた落ちしました。そしてインターネットの普及により、国際向けFAXのテレックスもサービスを終了しました。ついこのあいだまでFAXを送れない人が珍しくなかったような状態が、今のパソコンやインターネット環境と同じではないでしょうか?
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